*タンジェリンの効果効能、使い方

2021.10.5 更新

タンジェリンの効果効能についてご紹介します。

 

オレンジというより優しいみかんの香りで心を癒すタンジェリン。

 

子供にも好かれる香りなので親子で使って欲しい精油です。

 

タンジェリンで心をほぐして、ゆっくりリラックスして眠ってください。

 

効能や使い方などわかりやすく説明します。

 

 

        Tangerine        

学名:Citrus reticulata(キトルス レティクラタ)

科名:ミカン科

抽出法:圧搾法

抽出部位:果皮

産地:アメリカ、ブラジル

主成分:リモネン、シトロネロール、リナロール、シトラール、カジネン

 

 

 

ノート/ブレンドファクター/色

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香りの特徴

甘くて軽めのみかんの香り

 

 

主な特性

  • 強壮作用
  • 健胃作用
  • 細胞成長促進作用
  • 消毒作用
  • 鎭痙作用
  • 鎮静作用
  • 皮膚軟化作用

 

 

禁忌

 

 とくになし

1.タンジェリンは、はかないオレンジの香り

 ものすごーく、控えめな香りです。

 

オレンジスイートよりも柔らかい感じで、香りが本当に弱いので、芳香浴をしていてもすぐに飛んでしまう感じです。

 

外国物のオレンジよりは、みかんに近い感じがします。

 

マンダリンと同じ果物ですが収穫時期が遅く、果皮はオレンジ色をしています。

 

香りはマンダリンよりもさらに柔らかく、控えめです。

 

ちなみにマンダリンには種子がありますがタンジェリンにはありません。

 

同じオレンジ系の香りの強さからいうと、

オレンジビター>オレンジスイート>マンダリン>タンジェリン

という順序でしょうか。(あくまでも私個人の感想ですが)

 

原産地は中国ですが、今ではアメリカやブラジルで多く生産されています。

 


2.タンジェリンはストレスを和らげてリラックスさせる

とても柔らかく、穏やかなオレンジの香りには催眠性があり、ストレスと緊張を和らげます。

 

ストレスがたまっていたり、不安だったりして寝つきが悪い時などは、気持ちを穏やかにしてくれますよ。

 

気分を明るくしてくれる精油でもあるので、前向きな気持ちになりたい時にもおすすめの香りです。

 

2-1.タンジェリンを寝る前の芳香浴に

寝る前は、イヤなことをすべて忘れ、気持ちを落ち着けることが大事ですね。

 

頭を空っぽにするために、芳香浴でリラックスしましょう。

これをティッシュにたらして、枕元に置いておきましょう。

 

横になったら目を閉じてゆっくり深呼吸してみてください。香りに意識を集中させます。

 

呼吸を繰り返すほどに、気持ちがリラックスしてくるでしょう。

 

ゼラニウムの代わりに、ローズウッドベルガモットなどもおすすめです。

 


3.タンジェリンをストレスからくる胃腸の不調に使う

効能はオレンジスイートと似ており、消化器系に力を発揮します。

 

胃腸の不快症状全般に効果的です。

 

柑橘系のメディカルアロマは、お腹にいいものが多いですね。

 

胆汁の流出を促進し、脂肪の消化作用も助けます。

 

ストレスで食欲がない時などに使ってみてください。

 

4.タンジェリンで肌を柔らかくする

妊娠線を目立たなくしたり、血液に活力を与え、青ざめた肌に元気を取り戻させてくれます。

 

4-1.タンジェリンの妊娠線予防マッサージオイル

やさしい香りで、妊娠中のストレスも和らげてくれますよ。

 

<材料>

  • ホホバオイル 小さじ1
  • タンジェリン精油 2滴
  • ネロリ精油 1滴

ここは贅沢に、ネロリも加えてみました。オイルと精油を混ぜて、お腹をマッサージしてみてください。

 

ネロリにも妊娠線予防効果があるとされています。不安な気持ちを和らげる作用もあるので、妊娠中の不安定な心も落ち着けてくれるでしょう。

 

「こころにも効くアロマ・50種レポート」では、心への作用を中心に解説しています。

 

こんな時はどの精油を使えばいい?と迷ったら、詳しい効能をまとめた「80種のアロマ効能一覧表」もぜひご利用ください。


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