*シナモンの効果効能

 

        Cinnamon        

学名   Cinnamomum zeylanicum

     Cinnamomum verum

科名   クスノキ科

抽出法  水蒸気蒸留法

抽出部位 皮、葉、花蕾

産地   インド、ジャワ、マダガスカル

主成分  リナロール、ベンズアルデヒド、シンナミックアルデヒド、

     フルフロールアルデヒド、オイゲノール、サフロール、シメン、ピネン

 

 

ノート/ブレンドファクター/色

 ベース〜ミドル /    / 無色

 

香りの特徴

 スパイシーで深みのある香り

 

主な特性

 消化促進作用、駆風作用

 抗菌作用、刺激作用、

 健胃作用、通経作用

 歯痛緩和作用、消毒作用

 腐敗防止作用、麻酔作用

 

 

 

禁忌

 妊娠中は使用を避ける

 

◆シナモンの歴史

 シナモンリーフ(葉)、シナモンバーク(樹皮)などが売られていますが、抽出部位によって香りも作用も違ってきますので、きちんと確認して購入することが大切ですね。

 

 かつてインド、中国、エジプトの重要な交易品だったシナモンは、特にエジプトでは胆汁の過多や足によい薬剤だと考えられていました。

 

 中国では腸内にガスがたまりすぎた時や肝臓の温度を正常化したい時に使われていました。ギリシャ人は健胃作用、消毒作用に注目し、ローマ人は有名な香料である「ヌシヌム」の成分として利用していました。

 

 インドネシア原産で、18世紀にオランダ人がスリランカで栽培を始めました。イギリスがスリランカを併合したとき、シナモン産業は東インド会社の独占事業となりました。

 

◆身体への作用

 

呼吸器系への強壮効果とともに、体温を上げる加温作用があるので、風邪を好転させ、呼吸困難を和らげてくれます。確かにこのスパーシーな強い香りは嗅いでいるだけで体が温まってくる感じがします。

 

腸内の感染症を緩和させるので、消化不良、鼓張、胃痛、腹痛、下痢、吐き気、嘔吐を好転させますが、刺激の強い精油なので、使用量には注意します。言うまでもありませんが、精油は薬ではありません。体調の悪い時に刺激に強い精油を使うことで逆に具合が悪くなることもあります。体調とよく相談して使うようにして下さい。

 

 涙、唾液、粘液の出を刺激し、体液の流れを促進する作用があります。また、ゆるんだ組織を引き締め、皮膚に対する収れん効果があり、イボを取り除くときにも有効です。

 

少量月経、月経痛、白帯下を好転させますので、妊娠中は使用しないよう、注意します。

 

 

 

 

◆心への作用

 

 シナモンはヨーロッパではクリスマスの香りなので、何となく私の中でも冬のイメージがあります。シナモンはとても刺激の強い精油ですが、こころを温める作用に優れていると思います。

 

疲れきって元気のない心を温めてくれますから、もうどうにも疲れて立ち上がる元気もない、という時に使ってみてください。

 

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