*ローズマリー*

 

        Rosemary        

学名   Rosmarinus officinalis

科名   シソ科

抽出法  水蒸気蒸留法

抽出部位 葉

産地   フランス、チュニジア、ユーゴスラビア、スペイン、ポルトガル、

     イタリア、モロッコ、アメリカ

主成分      1,8-シネオール、α-ピネン、カンファー、カンフェン、ミルセン、

     リモネン、カリオフィレン、ボルネオール

 

 

ノート/ブレンドファクター

 ミドル / 2

 

香りの特徴

 強い樟脳のような香り

 

主な特性

 刺激作用

 (心身の感覚を目覚めさせる)

 血圧上昇作用

 (低血圧で朝の目覚めが悪い時に)

 頭脳明晰作用

 (精神的な過労、無気力、記憶力減退などの頭脳の不活発全般に)

 収斂作用

 (肌を引き締め、脂性肌やゆるんだ肌を生き生きとさせる)

 血液循環の促進

 発汗・利尿作用

 (老廃物の除去)

 筋肉痛、痛風、リウマチ痛の緩和

 貧血やめまい

 

肌は若返り、脳は活性化!?

 

 学名の「Rosmarinus」はラテン語で「海のしずく」という意味で、「マリア様のバラ」という別名もあります。元々はアジア原産の植物ですが、今では主として地中海沿岸で生産されています。

 育てて大きくなると、茎の部分はだんだん木質化していきます。切っても切ってもどんどん生えて来るので、料理に使ったり、お風呂に入れたりと普段の暮らしの中で色々使えますよ。洋服ダンスに入れておいてもいいですね。虫除け効果もあります。

 

 ハンガリー王妃の水(ハンガリアン・ウォーター)の原料として有名なローズマリー。14世紀、手足が痛む病気にかかった王妃のために修道院の僧から献上された治療薬でしたが、これを使った王妃が70歳を超えて隣国ポーランドの王子に求婚されたということです。王妃エリザベートがどのようにして美貌を取り戻したのか見てみたかったものです。

 

 ローズマリーは脳細胞を活気づけ、頭脳を明晰にして記憶力を増進させます。精神的な疲労や無気力に効果があります。中枢神経系にエネルギーを与え、各感覚をよみがえらせます。

 テレビでローズマリーが”認知症に効果がある”と紹介されたことから、ローズマリー・カンファーが品切れになったことがありました。

 これは、ローズマリーが直接的に認知症を改善させる、ということではなく、朝はローズマリー&レモンのブレンド、夜はラベンダーオレンジ・スイートのブレンドを使い、サーカディアンリズム(概日リズム)を整えることにより、認知症の症状が軽減された、とのことでした。体内時計を整えていく、ということは思いのほか大切なのかもしれませんね。

 

 肺と心臓、肝臓の強壮剤となります。動脈血の流れを促すので、貧血にも効果があり、風邪、喘息、慢性気管支炎にも役立ちます。

 

 収れん作用により、たるんだ皮膚を引き締め、むくみを好転させるので脂性肌のローションに最適です。また、フケを抑え、髪の成長を促進するので、ヘアケアにも使えます。私は、寝癖直しのヘアミストに使用しています。

 ローズマリーの”寝癖直しウォーター”で髪も健やかに成長したようです。その過程は『ローズマリーで髪が増えた!?』をご覧ください。