*計画を立てること*

 試験を受けよう!と思ったら、受ける試験日を決めて計画を立てましょう。インストラクター試験は3月と9月に行われています(平成26年現在)。どこに照準を合わせるのか、期間がどのくらいあるのかによって計画の立て方が違ってくると思います。やっぱり期日を決めた方が、モチベーションが上がるでしょう?私は2度目の試験を受けようと思ってからずるずると3回ほど受験を伸ばしてしまいましたが、30代のうちに合格しよう!と目標を決めていたので、第26回の試験に照準を合わせてみました(失敗しても次がある、次の試験もまだ30代だし、と思って)。  9月の試験を受ける予定でしたので、まず半年計画で勉強することにしました。仕事をしながらでは、1日に取れる勉強時間は限られています。しかも、子どもたちを寝かしつけ、家事が済んでから。1~2時間取れればいい方でした。

●3月~5月
 自分なりにポイントをまとめる。1度試験を受けたことがありますから、基本的なことはバインダー2冊分にまとめてありました。ただ、それだと覚える量が多すぎる。試験とは関係のない、自分が興味を持ったことなどもあれこれ書き込んであったので、自分で作ったチェックシートを元に、試験に出るポイントだけを書き出す作業をしました。
 これはノート1冊に収まるように、ほんとにポイントだけ。ただ、ポイントを積み上げていけば文章が書けるように、つながりは大事にしました。2次試験のことも考えなくてはいけないので、語句の丸暗記ではなく、この言葉とこの言葉がどうつながるか、文章にできるか、問うことを考えながらコンパクトにまとめていきました。

 

●6月~7月

 買った問題集2冊を徹底的にやる時期にしました。

 ・・・とはいっても、実際7月はほとんど勉強せず。仕事が忙しく疲労困憊。とても勉強する余力が残ってなかった・・・。

 ただ、2ヶ月期間をとっていたので、1つの問題集につき2回繰り返すことができました。問題集をやることで苦手な分野がはっきりしました。ほんとうは、もっともっと、暗記するくらいに問題集を繰り返し解くつもりだったのですが。

 

 

●8月~9月上旬

 問題集でできなかったところをポイントノートに色ペンで書き込んでいきました。苦手な分野がビジュアルでわかるので、そこをもう一度テキストを見たりして復習しました。

 

●試験2週間前

 自分がまとめたノートを眺める日々。ここまで来たらもうあくせくせず、知識の定着に重点を置きました。せっかくあれこれまとめても覚えなければ意味がない。私はアナログな人間なので、自分の手で書かないと覚えられないんです。だから、苦手なところは何度も書いてみましたね。漢字って、読めてもいざ書こうとすると書けないことがあるんですよ。特に解剖生理学などは、普段使わない漢字も出てくるので、2次試験対策として何度も書いてみることをおすすめします。学名などもここでおさらい。アルファベットの一つ一つを丁寧に確認しながら書いてみました。