*ゼラニウムの効果効能

 

        Geranium        

学名   Pelargonium graviolens(バラっぽい)

     Pelargonium odoratissimum(リンゴっぽい)

     Pelargonium asperm(交雑種)

科名   フウロソウ科

抽出法  水蒸気蒸留法

抽出部位 花と葉

産地   フランス、イタリア、スペイン、モロッコ、エジプト、南アフリカ

     アルジェリア、マダガスカル

主成分      ゲラニオール、シトロネロール、リナロール、イソメントン

 

 

ノート/ブレンドファクター

 ミドル / 3

 

香りの特徴

 ほのかにローズの香りがする甘くフレッシュな香り

 

主な特性

 不安やストレスの緩和

 (緊張をほぐし、情緒不安定を癒す)

 ホルモン分泌調整作用

 (生理のリズムを整え、月経痛・更年期障害を和らげる)

 利用作用

 (体内の毒素を排出し、むくみをとる)

 スキンケア

 (殺菌作用、にきび、湿疹)

 殺虫効果

 

 

禁忌

 妊娠中の使用は避ける

 

 

 この精油は、ペラルゴニウム(テンジクアオイ属)のもので、ゼラニウム(フウロソウ属)とは違うものです。テンジクアオイ属の英語名はギリシャ語のpalargos、すなわち「こうのとり」に由来しますが、それは種子の形がこうのとりのくちばしに似ているためです。

◆女性の不調やスキンケアに*

 

女性のための精油といってもいいでしょう。ホルモンバランスを整え、PMS、重い月経、更年期障害、乳房の炎症とうっ滞などに有効です。私は以前、とても生理痛が重かったのですが、そんなときはクラリセージやカモミール・ローマンとブレンドして下腹部や腰に塗っていました。30分ほどたつと痛みや重みが取れていくのを実感でき、精油の薬理作用を身をもって知りました。

 

また、皮脂のバランスを取り、血液の流れを改善するので、色のさえない肌の血色をよくしてくれます。穏やかな収れん作用で衰えを感じ始めた肌や張りのない肌をすっきりと引き締めてくれます。湿疹、やけど、帯状疱疹、白癬、しもやけなどに役立ちます。

 

◆心への作用

 

 とにかく、用途の多い精油です。女性の不調全般、肌にも、循環器系にもリンパ系にも有効、鎮痛作用、鎮静作用にもすぐれており、気持ちをリラックスさせるなど、こころへの効果も大です。

 

 この甘い香りは不思議なもので、肩に力が入っているとき、ちょっと背伸びしてがんばりすぎているかな、という時はあまり好きになれない香りだったりします。

 

 ゼラニウムの香りを心地よく感じない、という時は、ちょっとがんばりすぎているサインかも知れません。

 

 

◆色々なメーカーを使い分けると面白い精油

 

 ゼラニウムの葉を最初に蒸留したのはフランスの化学者、レクルーズ(1819年)。それ以降ゼラニウムは香水の大切な成分となり、ローズの代用品としてよく使用されるようになりました。
 本にもよく「バラのような香り」と書いてありますね。初めて買った生活の木のゼラニウムの学名はよく覚えていないのだけれど、どう考えても「バラのような」とは感じませんでした。香りの感じ方は個人差が大きいものです。「Pelargonium ogoratissimum」の方はリンゴっぽい香りのようですが、どちらだったのか・・・。ただ、ちょっと甘すぎて使いづらいな、というのが第一印象でした。
 次に買ったフレーバーライフのゼラニウムは相性が良かったようで、とてもなじみやすい香りでした。

 

 ゼラニウムやラベンダーのように品種の多い植物の精油は、メーカーによっても、産地によっても、採れた時期によってもそれぞれ微妙に香りが違います。あれこれ試してみると面白いですよ。

 

 

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