2020/6/21 更新
olive oil | ||||||||
学名:Olea europaea 科名:モクセイ科 抽出法:低温圧搾法 抽出部位:果実 産地:地中海沿岸 色:黄色〜黄緑色
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オリーブオイルを知らない人はまずいないといってもいいくらい、よく知られたオイルですよね。
オレイン酸を主成分として、健康にも良く、地中海式ダイエットでも使われています。
オイルは種を搾るものが多いですが、オリーブオイルは、果肉を搾ってとられます。
オリーブオイルは太りにくいオイルとして人気ですが、ここでは主にお肌への効能について説明したいと思います。
オリーブオイルのオレイン酸は、人の皮脂に非常になじみがいいので、スキンケアには特におすすめのオイルなのです。
オリーブオイルには美容成分がたっぷり。
肌にハリを与え、健やかに保つサポートしてくれますので、年齢肌が気になり始めた方に是非使って欲しいのです。
とにかく保湿力に優れたオリーブオイル。
ほんの数滴で、肌をしっかりと保護してくれます。
では、スキンケアにオリーブオイルをどうやって使うのか、その方法を説明しますね。
ファンデーションには油が含まれているので、オイルでクレンジングをすると、スッキリメイクが落ちますよ。
マッサージ効果もあって、一石二鳥です。
ティッシュで拭き取る時に、お肌をこすらないように気をつけて。
あとで洗顔しますから、そんなにオイルを落とそうとしなくても大丈夫です。
化粧水の浸透を良くするのに、ブースターとして使うのもおすすめです。
洗顔後の素肌に、ほんの数滴なじませてください。
それから化粧水や美容液を塗ると、お肌が柔らかくなっているので、とても浸透がいいですよ。
スーパーで売っているオリーブオイルを使ってもいいですか?と聞かれることがよくあるのですが、使っても問題ない場合とそうでない場合があります。
問題があるケースとして、2つ考えられます。
1つは、肌への刺激です。
エクストラバージンオリーブオイルは美味しいですよね。
一番搾りのフルーティな香りで、サラダなどにかけると美味しくなります。
ただ、フルーティな香りを残すために、絞ったそのまんまなので、不純物が入っていることも。
食べるには何ら問題ありませんが、敏感肌の人はもしかしたら、肌に合わないと感じることがあるかもしれません。
もう1つは、香りです。
オリーブオイル独特の良い香りは、食べるには美味しいですが、肌に塗ってもいいものかどうか。
こればかりは好みです。
顔に塗った時に、「ちょっとオリーブオイルくさいな」と感じるかもしれません。
ただ、肌に塗っても特に刺激も感じない、においも気にならないという場合は、食用のオリーブオイルを使っても大丈夫です。
とはいえ、私はやはり、無臭のオリーブオイルの方が使いやすいと思っています。
食用のオリーブオイルは、せっかくの精油の香りを相殺してしまいますので、アロマのマッサージには適していないと思います。
マッサージに使うなら、精製された無臭のオリーブオイルがおすすめです。