*オリーブオイルの効能、使い方*

2020/6/21 更新

 

        olive oil        

学名:Olea europaea

科名:モクセイ科

抽出法:低温圧搾法

抽出部位:果実

産地:地中海沿岸

色:黄色〜黄緑色

 


1.オリーブオイルのプロフィール

オリーブオイルを知らない人はまずいないといってもいいくらい、よく知られたオイルですよね。

 

オレイン酸を主成分として、健康にも良く、地中海式ダイエットでも使われています。

 

オイルは種を搾るものが多いですが、オリーブオイルは、果肉を搾ってとられます。

 

 

2.オリーブオイルの肌への効能

オリーブオイルは太りにくいオイルとして人気ですが、ここでは主にお肌への効能について説明したいと思います。

 

オリーブオイルのオレイン酸は、人の皮脂に非常になじみがいいので、スキンケアには特におすすめのオイルなのです。

 

2-1.オリーブオイルに含まれる栄養素

  • ビタミンE:エイジングケアに
  • オレイン酸:肌を保湿する
  • ビタミンA:肌を保護する

オリーブオイルには美容成分がたっぷり。

 

肌にハリを与え、健やかに保つサポートしてくれますので、年齢肌が気になり始めた方に是非使って欲しいのです。

 

2-2.乾燥肌の保湿に

とにかく保湿力に優れたオリーブオイル。

 

ほんの数滴で、肌をしっかりと保護してくれます。

3.オリーブオイルの肌への使い方

では、スキンケアにオリーブオイルをどうやって使うのか、その方法を説明しますね。

 

3-1.オリーブオイルをクレンジングに使う

ファンデーションには油が含まれているので、オイルでクレンジングをすると、スッキリメイクが落ちますよ。

 

マッサージ効果もあって、一石二鳥です。

  1. まず、手のひらにスプーン1杯くらいのオリーブオイルを出します。
  2. 手のひらで少し温めてから、顔全体に塗り伸ばします。
  3. くるくると30秒くらいマッサージします。
  4. ティッシュでオイルを吸い取るようにして拭き取ります。
  5. そのあとはいつも通りの洗顔をしてください。

ティッシュで拭き取る時に、お肌をこすらないように気をつけて。

 

あとで洗顔しますから、そんなにオイルを落とそうとしなくても大丈夫です。

 

3-2.オリーブオイルをブースターとして使う

化粧水の浸透を良くするのに、ブースターとして使うのもおすすめです。

 

洗顔後の素肌に、ほんの数滴なじませてください。

 

それから化粧水や美容液を塗ると、お肌が柔らかくなっているので、とても浸透がいいですよ。

 

4.オリーブオイルをスキンケアに使うなら化粧品グレードのものを


スーパーで売っているオリーブオイルを使ってもいいですか?と聞かれることがよくあるのですが、使っても問題ない場合とそうでない場合があります。

 

問題があるケースとして、2つ考えられます。

 

1つは、肌への刺激です。

 

エクストラバージンオリーブオイルは美味しいですよね。

 

一番搾りのフルーティな香りで、サラダなどにかけると美味しくなります。

 

ただ、フルーティな香りを残すために、絞ったそのまんまなので、不純物が入っていることも。

 

食べるには何ら問題ありませんが、敏感肌の人はもしかしたら、肌に合わないと感じることがあるかもしれません。

 

もう1つは、香りです。

 

オリーブオイル独特の良い香りは、食べるには美味しいですが、肌に塗ってもいいものかどうか。

 

こればかりは好みです。

 

顔に塗った時に、「ちょっとオリーブオイルくさいな」と感じるかもしれません。

 

ただ、肌に塗っても特に刺激も感じない、においも気にならないという場合は、食用のオリーブオイルを使っても大丈夫です。

 

とはいえ、私はやはり、無臭のオリーブオイルの方が使いやすいと思っています。

 

5.アロマのマッサージには使えるの?

食用のオリーブオイルは、せっかくの精油の香りを相殺してしまいますので、アロマのマッサージには適していないと思います。

 

マッサージに使うなら、精製された無臭のオリーブオイルがおすすめです。