Vetiver | ||||||||
学名 Vetiveria zizanioides 科名 イネ科 抽出法 水蒸気蒸留法 抽出部位 根茎 産地 インド、タヒチ、ジャワ、インドネシア、ハイチ、エルサルバドル 中国、南アメリカ、フランス 主成分 ベチベロール、ベチボン、ベチベロン、ベチベン |
ノート/ブレンドファクター
ベース / 1〜2
香りの特徴
土を連想させる、煙臭く深い独特の香り
主な特性
血液循環の活性化
(筋肉痛、疲労回復)
スキンケア
(老化肌、乾燥肌、ニキビ肌)
鎮静作用
深いリラックス効果で「静寂の精油」「安静の精油」と呼ばれています。同じ「土」を連想させるパチュリよりももっとスモーキーな香りだと思います。香水の大切な原料となっており、濃厚で強いベースノートはオリエンタル調の香水の保留剤となります。
インドの家庭ではブラインドや日よけの材料として使われ、日除けに水が撒かれると、その水が蒸発する時や風が通る時に涼しげな香りが漂います。この芳しい香りは、虫除けにもなるため、インドからジャワ島までの女性たちはベチバーのうちわを愛用しているそうです。
中枢神経系のバランスを取り、ストレスや緊張を緩和させる働きがあります。陰を補う作用により食欲不振や体重の減少、吸収障害によいとされます。血流量を増加させるところから、各種の筋肉痛を和らげます。
パチュリと同様、「土」を連想させるベチバーの深い香りは不安定な心に栄養を与え、元気づけてくれます。
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