2019.9.18更新
セロリの精油?と驚くかもしれませんが、セロリの精油はシミに良いといわれているんです。
スキンケアやお腹の調子を整えるために使える精油です。
Celery | ||||||||
学名 Apium graveolens 科名 セリ科 抽出法 水蒸気蒸留法 抽出部位 種子 産地 フランス、インド インドネシア 主成分 リモネン、β-セリネン、フタライド類
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ノート/ブレンドファクター
ミドル / 3
香りの特徴
ややスパイス調の薬のような香り
主な特性
胆汁分泌促進作用
消化促進作用
食欲増進作用
駆風(くふう)作用:お腹のガスを出してくれる作用
抗色素沈着作用:シミを作りにくくする作用
鎮静作用 誘眠(ゆうみん)作用
禁忌
妊娠中の使用は避ける
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正直言って、香りは良くない!と思います。
私はセロリが食べられないのですが、その香りとはまた違い、何ともいえない香り。香りの表現というのはとても難しいですね。
実際、家で使った時には家族中から「くさい」とブーイングを受けました。
精油が採れるのは、食べる軸や葉の部分ではなくて種です。褐色の種を水蒸気で蒸留するとセロリの精油が採れます。
メディカルアロマとしてはそこそこ有用な精油で、若干お高いですが、この香りが嫌いでなければ色々と使える精油だと思います。
プラナロムの精油は質が高くておすすめです。私も持っています。
ただ、いきなり10ml使うのは不安だなという時は、生活の木の3mlサイズがいいと思います。
メディカルアロマを勉強している方は、しっかり覚えておきましょう。
食べられるもの、特に種から採れるアロマはお腹にいいものが多いです。セロリもその一つです。
セロリは特に駆風作用に優れていて、お腹にガスがたまって辛い時におすすめです。
女性はストレスや疲労でガスがたまりやすくなることもあるので、そんな時に是非使ってみて欲しいと思います。
お腹が苦しいなあという時に、セロリでマッサージしてみましょう。
<材料>
同じくお腹の調子を整えながら、幸せな気分にしてくれるコリアンダーの精油を合わせてみました。
セロリもコリアンダー(パクチー)も香りの強い野菜の代表格ですが、精油はまた違った香りなので使えると思いますよ。
このマッサージオイルでお腹を時計回りにゆっくりマッサージしてみてください。
セロリの特徴の一つが、「抗色素沈着作用」です。
つまり、シミを出来にくくする作用のこと。
出来てしまったシミを消すのはなかなか難しいですが、シミを出来にくくする働きが期待できるので、うっかり紫外線を浴びてしまった時などに使ってみてください。
ちなみに、紫外線を浴びてもすぐにシミが出来るわけではありません。
シミの元となるメラニン色素が作られるまでには72時間(3日)かかるといわれています。
その間に肌をケアすることができれば、シミは防げるのです。
メラニンを作らないように、循環を良くするブレンドです。
<材料>
これを混ぜて、シミが気になるところに塗ります。レモンには毛細血管を強化して、循環を良くする働きがあります。
セロリは若干皮膚への刺激があるので、スポット的に使うのがおすすめです。
私はいきなり顔全体に塗って大変な思いをしました。(とてもヒリヒリして、痛かったです)
また、レモン精油には光毒性といって、紫外線と反応してしまう成分が入っているので、日中は使えません。
夜のスキンケアだけにしてください。
セロリは利尿作用にも優れています。
水分を溜め込みやすい体質の人は、余分な水分を排出することでむくみを予防します。
その日のむくみはその日のうちに!
<材料>
これを混ぜて、ふくらはぎに塗ってみてください。
レモングラスには血管を広げる働きがあるので、血行を良くしてむくみ解消をサポートします。
お風呂上がりなど、身体が温まっている時に塗ると効果的ですよ。
ジェルなので、ストッキングの上からでも使えます。
香りの好みは人それぞれなので、私はあまり好きになれない香りでしたが、この香りが気に入ったのなら、心を温めてストレスを和らげる働きが期待できます。
どことなく温かみを感じる香りは、不安をぬぐい去り、心のデトックスに役立ちます。
柑橘系の精油(オレンジスイート、レモン、グレープフルーツなど)ととても相性が良いでしょう。
セロリには誘眠作用があるので、何か考え事をしていて眠れない、頭が冴えてしまってなかなか寝付けないというような時に使ってみてください。
ティッシュに1滴たらして枕元に置いてみましょう。
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