coconut oil | ||||||||
学名:Cocos mucifera
科名:ヤシ科
主な産地:東南アジア、熱帯地方
色:白色〜淡い黄色
におい:ココナッツの甘い香り
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ココナッツの内側の白い果肉を絞って採られます。
ココナッツオイルは「脂」なので、常温(25度以下)では個体です。白い塊です。
ではどうやって使うかというと、体温で溶かすか、湯煎をして柔らかくします。
ココナッツオイルが常温で固形なのは、「飽和脂肪酸」が多いからなのですが、保湿効果も高くて、お肌にはとてもいいオイルです。
お肌にはいいのですが、私はマッサージよりもスキンケアなどに向いていると思います。
それはなぜか。
肌の温度で溶けますし、湯煎すれば普通のオイルと変わらないですが、グレープシードオイルやマカデミアナッツオイルと比べると、やや重い感じがします。
オイルのテクスチャーは好みなので、別に重く感じない、しっとりしていいなと思う人はぜひ使って欲しいですが、私はトリートメントよりもヘアケアに使うことの方が多いです。
それでは、ココナッツオイルの使い方をご紹介します。
独特な香りが苦手な方は、精製してあるオイルを使うといいです。
しっとり感の強いオイルなので、肌に使うなら、パックがおすすめ。
普通に洗顔した後に、ココナッツオイルを塗って5〜10分くらいおきます。
ティッシュで吸い取らせるようにして、軽く拭き取ります。
もう一度洗顔をして、いつも通りのスキンケアをします。 すごくしっとりするので、クリームいらずの肌になれるかも。
オイルを塗っている間は湯船に入ってゆっくりするといいです。
そのままだと香りが気になる方は、精油を加えましょう。
小さじ1あたり、精油を1〜2滴加えます。
ヘアケアにおすすめなのは、
あたりでしょうか。
私はココナッツオイルの甘い香りを和らげるために、オレンジスイートなど柑橘系の精油を加えています。
ココナッツオイルは、未精製のオイルと精製オイルがあります。
未精製のオイルはココナッツの果肉を絞ったそのままのオイルなので、香りも強いですし、成分はそのまんま残っています。
精製オイルは不純物を取り除いていますので、香りもしないですし、サラサラです。
栄養価的には未精製のオイルの方が良いのですが、ここは好みでいいと思います。
食用のオイルを使っていいかどうかですが、お肌が丈夫なら平気です。
というのも、食用のオイルは肌に塗ることを前提としておりませんので、お肌が弱い人は刺激を感じる場合もあるのですが、これもあんまり神経質にならなくても大丈夫かな、と。
私は肌が弱い方ですが、特にトラブルが起きたことはありません。
ただし、精油と一緒で、オイルは天然のものですから、肌に合う、合わないがどうしてもあります。
使ってみて合わないと思ったら、すぐに使用を中止してください。