メディカルアロマテラピーと普通の(?)アロマテラピーは何が違うのでしょうか。
メディカルな視点でアロマテラピーをとらえるなら、香りも大切ですがやはり薬理作用重視です。
精油の作用を詳しく知らなければ、どのような状態にどのようなアロマが良いのか、ということを選べませんよね。
ですから、精油の化学について深く知ることはとても大切です。
⇒精油の化学について簡単に知りたい方はこちら『精油の化学』
精油の薬理作用の種類、そしてその効能をまずしっかりと覚えましょう。
これを知ることで、どのような症状にどの成分が適しているのかということががわかるようになります。
たとえば、肩が凝っているなら、
など、様々な作用を使えますね。
肩こりの原因によって、アプローチの仕方は色々あります。
しかしそれは、精油の作用をしっかりと理解していることによって出来ることなのです。
精油の作用は山ほどあるのですが、その中でも一番多いのは何だかご存知ですか?
それは「抗菌作用」。
たいていの精油に抗菌作用があるといっても過言ではありません。
もちろん強弱はありますが、芳香成分を持つ植物は香り自体が生き残る知恵。
敵を寄せつけない働きのあるものが多いのです。
そして、抗菌作用とセットでよく見られるのが「抗真菌作用」です。
真菌とはカビのこと。ただの雑菌とカビを区別してこのように呼んでいます。
スキンケアにも抗菌作用はとても良い働きをします。
なぜなら、スキンケアの基本は「抗菌」と「循環」だからです。
何よりもお肌を清潔に保つこと、これがスキンケアで一番大切なこと。
ファンデーションなどのメイクはお肌にとって汚れでしかありません。
これをキレイにして清潔に保つためには、洗った後にしっかり「抗菌」しておくことが大切なんです。
スキンケアに良いローズやゼラニウムの精油もしっかり抗菌作用がありますよ。
余計な菌を肌に寄せつけない、その上で循環を良くすること。これが美しい肌を作ります。
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