2019/12/10更新
Black Pepper | ||||||||
学名 Piper nigrum 科名 コショウ科 抽出法 水蒸気蒸留法 抽出部位 果実 産地 シンガポール、インド、マレーシア、マダガスカル 主成分 β-カリオフィレン、リモネン、ピネン、ファルネセン
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ノート/ブレンドファクター
トップ〜ミドル / 1〜2
香りの特徴
スパイシーな香り
主な特性
血行促進作用
(体を温め、食欲を刺激する)
浄化作用
(体内に滞っている毒素を排出する)
筋肉痛の緩和
便秘の解消
強壮作用
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メディカルアロマの中でも私たちの健康にとても役立つ精油の一つです。
刺激のある香りで、体をあたため感染症や吐き気、風邪の症状を緩和します。まさに、胡椒の香りそのものです。
いやむしろ、食べる胡椒よりも、スパイシーな香りかもしれません。
インドではあらゆる治療に使われてきました。さすが、スパイスの国ですね。
サンスクリット語の「ピッパリ」がラテン語の「piper」になり、英語の「ペッパー」と変化してきました。
白こしょうよりも黒こしょうの方が精油の量が採れるので、単に「ペッパー」といっている場合もブラックペッパーを指していることが多いです。
しかし実は、黒胡椒と白胡椒って、植物としては同じもの。
収穫の時期や加工の方法によって、色、風味の違いが出るのです。
精油としてよう使われるのは、黒胡椒です。
血管を広げて血流をアップさせるので、それ伊予って身体を温め、冷え症などの改善に役立ちます。
今は冬だけでなく、夏も冷えている女性が多いと思います。そんな時に是非使って欲しい精油です。
お風呂上がりの身体の温まっている時に、ペッパーを混ぜたオイルでマッサージをして血行をさらに促進させましょう。
<材料>
血行を良くするペッパーに、リンパの流れを良くするシダーをプラスしました。
これで、冷え症を改善しつつ、むくみの予防にも役立つと思います。
筋肉痛や手足の疲れと痛み、筋肉の凝りに効果があるので、痛みが出てからでもいいのですが、できればスポーツの前に使用しておくと筋肉痛を和らげることが出来ますよ。
これは血管を広げる作用が役立っていると考えられていて、血行不良による肩こりなどにも有効です。
肩こりには姿勢の悪さなど色々な原因がありますが、血行不良による肩こりなどにおすすめのジェルを作ってみました。
<材料>
これを混ぜ合わせて、方などコリが気になるところや筋肉が痛いと感じているところに塗ってみてください。
※ブラックペッパーもローズマリー・カンファーも、若干刺激を感じる人がいるので、必ずパッチテストをしてから使ってください。
食べるものから採れる精油はお腹の調子を整えるものが多いのですが、ブラックペッパーもその一つです。
健胃作用があるので、胃に活力を与え、唾液の出をよくして食欲を刺激します。
腸内のガスを出させ、蠕動運動を促進するので、便秘の解消によいでしょう。
胃腸の障害一般に有効です。
ストレスがたまったりして、胃腸の調子が悪いなと感じたら、アロマを使ってお腹のマッサージをしてみましょう。
<材料>
お腹を温めるだけでも胃腸の調子を良くする効果はありますが、そこにマッサージを加えることで、消化を促進し、腸の動きも良くしていきます。
コリアンダーは、パクチー(香菜)ですが、食べる葉っぱとは全く香りが違うので、パクチーが苦手な人でも大丈夫だと思います。
コリアンダーにもお腹の調子を整える働きがあるのと、ほんのり甘さも感じるハーブ調の香りはストレスを和らげて、幸福感をもたらしてくれるので、疲れた時にはとてもおすすめの香りなのです。
冷えきった心をあたため、前に向いて進む強さをくれる香りです。
とてもスパイシーな香りはぴりっとした刺激を心に与え、ストレスをものともしないスタミナを授けてくれるでしょう。
疲れた!でももうひと頑張りしないといけない!という時に是非嗅いでみてください。
例えば、ストレスからくる胃痛などにもいいですね。
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