2020.9.22 更新
Sandalwood | ||||||||
学名 Santalum album 科名 ビャクダン科 抽出法 水蒸気蒸留法 抽出部位 木部(芯材) 産地 インドのマイソール地方、インドネシア、パラグアイ、ニューカレドニア 主成分 サンタロール、サンタレン
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ノート/ブレンドファクター/色
ベース / 6 / 淡い黄緑色
香りの特徴
甘くウッディ調のオリエンタルな香り
主な特性
禁忌
抑うつ状態のときは使用を控える
(気分がよりいっそう滅入るため)
この木は成熟するまでの60年もの年月がかかるため、絶滅の危機に瀕しており、現在では精油をとるためだけに使用されています。
インドのマイソール産のものが最高品質だとされていますが、なかなか手に入りにくくなってきました。
最近ではインド産のサンダルウッドの他に、オーストラリア産のサンダルウッドを売っているメーカーもありますね。香りはやはり、インド産にはかなわないと思います。
深みのあるオリエンタル調の香りは、時間が経つほどに成熟し、芳醇になっていきます。香料としても非常に人気があって、香水にもよく使われています。
フランキンセンスとともに女性にもとても人気がありますね。
宗教的儀式には欠かせない香りであり、アジア諸国の文化・宗教と深く長い関わりがあります。仏教やヒンズー教の寺院において焚かれ、アーユルヴェーダとチベット医学、中医学の重要な薬剤です。
日本では、古くから「ビャクダン(白檀)」の名で親しまれてきました。
高価なお線香に使われるこの香りは、その鎮静効果が瞑想する時に役立つのではないでしょうか。こころに平和をもたらす香りです。
宗教儀式に使われてきただけのことはあると思います。
深いリラクゼーションを得られる香りなので、
そんな時におすすめのアロマです。
使い方としては、何も考えずに香りをそのまま楽しむのがいいと思います。
寝る前のほんの5分でいいです。頭を空っぽにし、1日をこころ穏やかに終わらせる瞑想タイムを作ってみてはいかがでしょうか。
アロマキャンドルなんかに使うのもいいですね〜。
キャンドルの火を見るのはそれだけでもリラックス効果がありますから、それとサンダルウッドが合わさったら最強のアイテムだと思います。
感染症、特に胸部の感染症、気管支炎、肺の感染症に伴う咽喉痛、から咳に有効です。免疫系を刺激して強めます。
風邪気味かなと思う時には、部屋で焚いておくだけでも風邪予防になります。ストレスたまっていると免疫力が低下しますから、深い鎮静効果で気持ちを和らげ、免疫力をアップさせる効果も期待できますね。
咳が気になるとき、夜塗って寝るのがおすすめのジェル。
<材料>
これを混ぜて、胸に塗って寝ます。呼吸が少し楽になると思います。
ちなみに、咳が辛い時は仰向けよりも横向きに寝た方が楽になりますよ。
老化肌、脱水肌、乾燥性湿疹など、うるおいを失っている肌に効果があります。
カサカサや年齢を感じ始めたお肌にはとてもおすすめなので、ローションよりはクリームで保湿した方がいいかなと思います。
肌を保湿して柔らかくするので、無香料のクリームと混ぜてみましょう。ニベアでもいいですよ。
クリーム小さじ1に対してサンダルウッドを2滴加えてよく混ぜます。
クリームが固めの時は少しオイルを加えて混ぜるとやわらかくなります。
エイジングケアにはホホバオイル、アルガンオイルなどがおすすめです。
サンダルウッドは心臓の強壮作用があるので、低血圧の人の血行改善に効果が期待できます。
低血圧ということは心臓から血液を送り出す力が弱いということ。サンダルウッドの心臓強壮作用で血液を送り出す力を高めることで、冷え性の改善に役立つでしょう。
使い方としては、マッサージオイルを作って血行を良くしていくのがよいかと思います。
<材料>
これを混ぜて、ふくらはぎなど血行が悪くなりやすいところに塗ってマッサージします。
下半身は血液やリンパの流れが滞りやすいところ。ブレンドオイルを塗って、足先から膝裏、ももの付け根まで、下から上に向かってマッサージしてみてください。
下半身から血液をしっかり戻すことで、全身の血行が良くなると思います。
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