*ローズマリー・カンファーの効果効能*

 

        Rosemary        

学名   Rosmarinus officinalis

科名   シソ科

抽出法  水蒸気蒸留法

抽出部位 葉

産地   フランス、チュニジア、ユーゴスラビア、スペイン、ポルトガル、

     イタリア、モロッコ、アメリカ

主成分      1,8-シネオール、α-ピネン、カンファー、カンフェン、ミルセン、

     リモネン、カリオフィレン、ボルネオール

 

 

ノート/ブレンドファクター

 ミドル / 2

 

香りの特徴

 強い樟脳のような香り

 

主な特性

 神経刺激作用

 (心身の感覚を目覚めさせる)

 脂肪溶解作用

  (脂肪を溶かしやすくする作用。ダイエットに)

 血圧上昇作用

 (低血圧で朝の目覚めが悪い時に)

 頭脳明晰作用

 (精神的な過労、無気力、記憶力減退などの頭脳の不活発全般に)

 収斂作用

 (肌を引き締め、脂性肌やゆるんだ肌を生き生きとさせる)

 筋肉弛緩作用

 (コリを和らげる)

 血液循環の促進

 発汗・利尿作用

 (老廃物の除去)

 

 

禁忌事項

 

 カンファー(ケトン類)には神経毒性があるため、

  • 乳幼児
  • 妊産婦
  • てんかん患者

 には使用しないこと。

 

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◆ローズマリーはケモタイプ精油

ケモタイプ精油とは、植物としては同じもの(学名が同じ)なのですが、育った環境の違いなどにより、成分の含有比率が違ってくるものを言います。

 

ローズマリーには、

  • ローズマリー・シネオール
  • ローズマリー・カンファー
  • ローズマリー・ベルベノン

があります。

 

ローズマリー・シネオールは、1.8-シネオールがおよそ40〜50%位になるのですが、ローズマリー・カンファーは15〜35%くらいになります。

 

その代わり、カンファーの含有量が多いのです。

 

成分の比率が違うということは、香りも違いますし、当然精油の作用も違ってきます。

 

◆筋肉を和らげる

 ローズマリー・カンファーと言えば、肩こりや筋肉痛に有効なアロマ。身体の疲れを取りたい時におすすめの精油です。

 

血行を良くして筋肉の緊張を和らげてくれます。

 

  • 肩こり
  • 腰痛
  • 筋肉痛
  • リウマチ
  • 神経痛
  • こむら返り

などの症状が気になる時に使ってみましょう。

 

●肩こり&筋肉痛ジェル

今日はとても身体が疲れている、足も筋肉痛だし、などという時に使ってみてください。

 

<材料>

  • 水溶性ジェル 小さじ1
  • ローズマリー・カンファー精油 1滴
  • レモングラス精油 1滴

レモングラス精油には血管を拡張する働きがあるので、ローズマリー・カンファーとあわせて使うと、血行を良くして、筋肉の疲れを癒してくれます。

 

◆血行を促進して冷えを予防

カンフル剤という言葉を聞いたことがあるでしょうか。このカンフル、カンファーと同じ意味なんですね。

 

カンファーは強心剤にも使われていて、心臓を強くする働きがあるとされています。

 

つまり、血液を送り出す力が増すということで、

  • 血行促進
  • 低血圧の改善

などの効果が期待できるわけです。

 

冷え症やむくみを改善し、血行不良から来る肩こりなどにも有効でしょう。

 

使い方は、上記のマッサージジェルを作って、気になるところに使ってみてください。

 

 

◆脳を活気づける!

ローズマリーが認知症の改善&予防に良い、とテレビで放映され、一時期ローズマリー精油が手に入りにくくなりましたが、その時紹介されたのが、ローズマリー・カンファーだったのです。

 

ローズマリー・カンファーには頭脳を活性化させて、記憶力を増進させる働きがあるといわれています。

 

また、精油ではないのですが、ローズマリーのハーブを食べることで脳のゴミ(アミロイドβ)を排出する働きも証明されており、認知症の改善効果に期待が高まっています。

 

●やる気を出したい時の芳香浴

脳をスッキリさせてやる気を出したい!という時におすすめなのが、芳香浴です。

 

相性の良いレモンとブレンドするといいでしょう。

  • ローズマリー・カンファー精油 2滴
  • レモン精油 1滴

これをティッシュにたらして芳香浴を楽しんでみてください。

 

◆肌が弱い人は注意!

 ローズマリー・カンファーはとても有用なメディカルアロマですが、カンファーの含有量が多いため、若干肌への刺激が心配されます。

 

肌に使う時は、パッチテストを必ずしてください。

 

※パッチテストとは

薄めた精油を腕や太ももの内側など、皮膚が柔らかいところに塗って一晩放置し、赤身やかゆみが出ないかどうかチェックしてから他のところに使います。

 

手作りの化粧品などに使うなら、ローズマリー・カンファーよりもローズマリー・シネオールの方が作用が穏やかなのでおすすめです。

 

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