Rose | ||||||||
学名 Rosa damascena 科名 バラ科 抽出法 水蒸気蒸留法 抽出部位 花 産地 ブルガリア、モロッコ、トルコ 主成分 ゲラニオール、シトロネロール、フェニルエチルアルコール ネロール、酢酸ゲラニル、ダマスコン(特徴成分)
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ノート/ブレンドファクター
ベース / 1〜3
香りの特徴
バラの甘い香り
主な特性
緩和作用
(神経のストレス、緊張、情緒を和らげる)
女性の痛みに
(月経前緊張症、月経痛、陣痛を和らげる)
スキンケア
皮膚弾力回復作用、収斂作用
(どんな肌質でも引き締め、キメを整え、張りを持たせ、炎症を鎮める)
※特に、乾燥肌、老化肌、硬化肌、敏感肌にむいている
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ローズの精油はとても高価ですが、それもそのはず、1滴の精油を採るのに50本ものバラが必要だからです。
中東原産のダマスクローズですが、現在最も精油が採れるのはブルガリア産のダマスクローズです。
ローズはゼラニウムなど香りの成分が似たものを混ぜられたりすることもあるので注意が必要です。本物かどうか確かめるには、冷蔵庫に入れてみること。
それは、低温(13度以下)で固まる性質があるからです。冷蔵庫に入れても固まらないなら偽物です。
本物は固まりますが、手でビンを温めれば液体に戻ります。精油は薄い茶色をしています。
その香りももちろん素晴らしいですが、メディカルアロマとしても非常に有用な精油で、女性の役に立つアロマ。高価ですが、1本持っておいて欲しいと思います。
ローズ・オットーは水蒸気蒸留法、ローズ・アブソリュートは有機溶剤抽出法。精油を抽出する方法が違います。
原料が同じでも、抽出法が違うと成分の比率が変わってきます。オットーはシトロネロール、アブソリュートはフェニルエチルアルコールが多いので、香りも若干違います。
アブソリュートは若干ですが溶剤が残っている可能性もあるので、出来れば肌には塗らず、香りを楽しむ方がいいでしょう。
オットーよりも香りの成分を多く抽出できているので、香水作りなどに向いているのです。
トリートメントやスキンケアにはオットーを、香水など香りを楽しむならアブソリュートが向いています。
スキンケアに最適な精油の一つです。特に、
に効果的。肌を引き締めてくれるので、老化が気になる肌にもおすすめです。
香りも素晴らしいのに、肌への効能もあるなんて、素晴らしいですよね。クレオパトラもバラが大好きだったそうですが、美しさはバラのおかげだったのでしょうか。
手作り化粧水もいいのですが、私はローズの香りを長く楽しみたいので、クリームに入れるのをおすすめしています。
<材料>
クリームには油分があるので、精油を混ぜることが出来るんです。無香料のクリームに、アイスクリームのスプーンなどで精油を混ぜ込みます。
クリームが硬めの時には少し湯煎するといいでしょう。
顔はもちろん、ハンドクリームとして使うのもいいですよ。
ストレスというよりは、何かあってとても落ち込んでしまった時や悲しいことがあった時にパワーを与えてくれるのがローズの香りです。
心の奥深くに染み入るようなバラの香りは、冷たくなった心を温め、ぽっかりあいた穴を塞いでくれます。
ローズはとてもパワーの強いアロマなので、1滴十分ですよ。
ローズには、気持ちを落ち着ける作用もあるので、月経前緊張症(PMS)にもいい働きをします。
私のおすすめは、ベルガモットとのブレンドです。生理の前って、身体がだるくなったり、やる気がなくなったり、イライラしたり、女性は本当に大変だと思います。
そんな時に、ローズとベルガモットのブレンドで気持ちを和らげて、少しでも快適に過ごして欲しいと思います。
ローズ1滴にベルガモットを2滴。これをティッシュにたらして、芳香浴を楽しんでみてください。
乾燥肌の私は、ローズウォーターを愛用しています。メイクの上からも使えるので、いつも持ち歩いています。
ローズウォーターは敏感な乾燥肌をいたわり、整える作用があります。
ローズ・オットーを抽出した時の副産物ですが、ほんのりローズの香りがしますし、精油の成分も溶け込んでいます。
何より、価格が手軽なのが魅力的。ローズの精油は高価でちょっと手が出しづらい、と思う人も多いと思うのですが、ローズウォーターなら100〜200mlくらい入って2千円前後。
このくらいなら、惜しげもなく使えるのではないでしょうか。
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