*オレンジビターの効果効能、使い方

2020.5.11 更新

オレンジビターの効能や使い方、オレンジスイートとの違いなどについて、説明します。

 

オレンジスイートと比べると、名前の通り、ややビターな感じ。

 

あんまりメジャーな精油ではないのですが、オレンジの香りですから、とても使いやすいですよ。

 



 

        Orange Sweet        

学名    Citrus aurantium(キトルス アウランティウム)

科名    ミカン科

抽出法   圧搾法

抽出部位  果皮

産地    イタリア、イスラエル、アメリカ、フランス、スペイン、

      ブラジル、オーストラリア、モロッコ、チュニジア

主成分        リモネン、シトラール、ネロール、リナロール、オクタナール、

      デカナール                           

 

 

ノート/ブレンドファクター

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香りの特徴

 さわやかですっきりとした香り。いわゆる”みかん”とはちがう。

 

主な特性

  • リラックス&リフレッシュ
  • 神経性の胃痛、下痢等の緩和
  • 不眠の改善
  • 胸やけ、食欲不振
  • 収れん作用 
  • 空気清浄

 

禁忌

 光毒性に気をつけましょう

1.オレンジビターとオレンジスイートの違い

オレンジビターは、いわゆる「橙」です。

 

それに対して、オレンジスイートは、私たちが普段スーパーで「オレンジ」として見ているもの。

 

つまり、品種が違うのです。

 

 

1-1.オレンジの種類によって微妙に香りが違う

オレンジスイートとオレンジビター、香りは微妙に違います。

 

ただ、本当に微妙なので、オレンジビターを「オレンジスイートです」と出されたら、きっと私はわかりません。

 

 

2.オレンジビターはお腹の調子を整える

消化器系の不調を改善してくれます。精神的なストレスによる食欲不振などには芳香浴もしくはお腹のトリートメントをしてみましょう。

 

胃もたれなど消化不良ぎみの時にもおすすめです。健胃作用といって胃の調子を整えてくれる働きと、消化促進作用があるので、腸の調子も整えてくれます。

 

それほど強力な作用ではありませんが、オレンジの柔らかい香りでお腹の調子も整えていきたいという方にはおすすめです。気持ちが和らげばお腹の調子も良くなりますしね。

 

ただし食欲を刺激しますので、ダイエット中の人は注意です!

 

2-1.オレンジビターでセルフマッサージ

なんとなくお腹が張っているとか胸やけがするとか、気分が優れない時にはマッサージオイルを作ってセルフマッサージを。

 

<材料>

  • ホホバオイル 小さじ1
  • オレンジスイート 1滴
  • コリアンダー 1滴

これを混ぜてお腹塗って時計回りにマッサージしましょう。

 

便秘がちな人はコリアンダーの代わりにフェンネルがおすすめ。少し強めにマッサージすると、腸の動きが活発になりますよ。

 

3.オレンジビターは気分を明るくしてくれる

オレンジビターは、ほんのりですが、オレンジスイートよりも青臭いような、少しフレッシュな感じがします。

 

気持ちを穏やかに整えつつも、明るい方向へ向かわせてくれるでしょう。

 

元気が欲しい時に、嗅いで欲しい香りです。

 

 

3-1.仕事や家事の合間のリフレッシュしたいときに

少し疲れが溜まってるなあ。

 

そんな風に感じたら、オレンジビターで芳香浴を。

 

オレンジビターにレモングレープフルーツなど、爽やかな柑橘系でまとめると、気分もリフレッシュできるでしょう。

 

ティッシュにそれぞれ2滴ずつくらい垂らして、香りを楽しんでみてください。

 

 

「こころにも効くアロマ・50種レポート」では、心への作用を中心に解説しています。

 

こんな時はどの精油を使えばいい?と迷ったら、詳しい効能をまとめた「80種のアロマ効能一覧表」もぜひご利用ください。

 


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