Tarragon | ||||||||
学名 Artemisia dracnculus(バラっぽい) 科名 キク科 抽出法 水蒸気蒸留法 抽出部位 全草 産地 フランス、ロシア 主成分 チャビコールメチルエーテル
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ノート/ブレンドファクター
ミドル / 3
香りの特徴
アニスに似た、甘いハーブ調の香り
主な特性
鎮痙攣作用
抗ウィルス作用
健胃作用
食欲増進作用
駆風作用
鎮痛作用
抗アレルギー作用
生理前の痛み
月経困難症
消化不良
鼓腸(ガスだまり)
しゃっくり
筋肉の拘縮(こうしゅく)
禁忌
妊娠中の使用は避ける
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セルフィーユ、パセリと並ぶフランス料理の三大ハーブ。エストラゴンバターといえば、フランス料理がお好きな方は分かるかもしれないですね。
魚介類と相性がよく、白身魚のムニエルなどによく使われます。
その香り高いハーブを蒸留したのがタラゴンの精油。スパイシーだの中にも甘味があり、優しい温かみのある香りです。
日本ではあまりメジャーではないかもしれませんが、とても色々なことに使えるメディカルアロマなので、1本持っておいて損はないでしょう。
タラゴンには鎮痙攣作用という働きがあり、痛みによる筋肉のこわばりをほぐしてくれるんですね。
ですから、生理前になるとお腹が痛くなる人や、重い生理痛の人には是非使って欲しいアロマです。
ガスがたまって辛い時にもタラゴンが楽にしてくれますよ。消化を促進し、ガスを排出することで、ぽっこりお腹も解消されるでしょう。
<材料>
これを混ぜて、お腹のマッサージをしてみましょう。
ガスやたまっているものの排出を促すように、大腸に沿ってマッサージするのがコツです。
時計周りに、おへその周りを少し圧を強めにしてマッサージするといいですよ。
何となくお腹の調子が優れないという時は、ジンジャーの代わりにコリアンダー精油でもいいでしょう。
痛みを和らげる働きは、生理痛だけではありません。
筋肉の痛みにも有効なので、肩こり解消に使ってみてはいかがでしょうか。
肩こりというとローズマリー・カンファーやウィンターグリーンもいいのですが、やさしい香りが好みの人はタラゴンがおすすめです。
肩こりなど身体の痛みが気になる時に使ってみてください。
<材料>
これを混ぜて、気になるところに塗ってみてください。
もしくは、タラゴンを1滴にして、血管を広げるレモングラス精油とブレンドするのもおすすめです。
冷え性の人はジンジャー精油やブラックペッパー精油もいいですね。
タラゴンには自律神経のバランスを取る働きがあるので、ストレスで疲れてしまった心を癒すのにもピッタリです。
ストレスがたまりすぎると気分もふさぎ込みがちになりますよね。そんな時にタラゴンの香りで元気を取り戻しましょう。
その点ではバジル精油と働きが似ていますが、甘めの香りがお好きな人にはタラゴンがおすすめです。
タラゴンはハーブ調の香りなので、ハーブ系の香りならたいていあいますし、甘さもあるのでフローラル系もいいでしょう。
などがおすすめです。
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