*タラゴンの効果効能

 

        Tarragon        

学名   Artemisia dracnculus(バラっぽい)

科名   キク科

抽出法  水蒸気蒸留法

抽出部位 全草

産地   フランス、ロシア

主成分  チャビコールメチルエーテル

 

 

ノート/ブレンドファクター

 ミドル / 3

 

香りの特徴

 アニスに似た、甘いハーブ調の香り

 

主な特性

 鎮痙攣作用

 抗ウィルス作用

 健胃作用

 食欲増進作用

 駆風作用

 鎮痛作用

 抗アレルギー作用

 生理前の痛み

 月経困難症

 消化不良

 鼓腸(ガスだまり)

 しゃっくり

 筋肉の拘縮(こうしゅく)

 

 

禁忌

 妊娠中の使用は避ける

 

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◆フランス料理の三大ハーブ

 

セルフィーユ、パセリと並ぶフランス料理の三大ハーブ。エストラゴンバターといえば、フランス料理がお好きな方は分かるかもしれないですね。

 

魚介類と相性がよく、白身魚のムニエルなどによく使われます。

 

その香り高いハーブを蒸留したのがタラゴンの精油。スパイシーだの中にも甘味があり、優しい温かみのある香りです。

 

日本ではあまりメジャーではないかもしれませんが、とても色々なことに使えるメディカルアロマなので、1本持っておいて損はないでしょう。

 

◆PMSや重い生理痛に

 

タラゴンには鎮痙攣作用という働きがあり、痛みによる筋肉のこわばりをほぐしてくれるんですね。

 

ですから、生理前になるとお腹が痛くなる人や、重い生理痛の人には是非使って欲しいアロマです。

 

●生理痛緩和ジェル

おなかが重い、痛いなど辛い時に塗ってみてください。

 

<材料>

  • 水溶性ジェル 小さじ1
  • タラゴン精油 1滴
  • クラリセージ精油 1滴

マッサージをするならジェルの代わりにホホバオイルでもOKです。

 

◆お腹が張って辛い時に

 

 

ガスがたまって辛い時にもタラゴンが楽にしてくれますよ。消化を促進し、ガスを排出することで、ぽっこりお腹も解消されるでしょう。

 

●マッサージオイル

 

<材料>

  • ホホバオイル 小さじ1
  • タラゴン精油 1滴
  • ジンジャー精油 1滴

これを混ぜて、お腹のマッサージをしてみましょう。

 

ガスやたまっているものの排出を促すように、大腸に沿ってマッサージするのがコツです。

 

時計周りに、おへその周りを少し圧を強めにしてマッサージするといいですよ。

 

何となくお腹の調子が優れないという時は、ジンジャーの代わりにコリアンダー精油でもいいでしょう。

 

 

◆肩こり、腰痛、筋肉痛に

痛みを和らげる働きは、生理痛だけではありません。

 

筋肉の痛みにも有効なので、肩こり解消に使ってみてはいかがでしょうか。

 

肩こりというとローズマリー・カンファーウィンターグリーンもいいのですが、やさしい香りが好みの人はタラゴンがおすすめです。

 

●肩こり解消ジェル

肩こりなど身体の痛みが気になる時に使ってみてください。

 

<材料>

  • 水溶性ジェル 小さじ1
  • タラゴン精油 2滴

これを混ぜて、気になるところに塗ってみてください。

 

もしくは、タラゴンを1滴にして、血管を広げるレモングラス精油とブレンドするのもおすすめです。

 

冷え性の人はジンジャー精油やブラックペッパー精油もいいですね。

 

◆前向きな気分になりたいとき

 

タラゴンには自律神経のバランスを取る働きがあるので、ストレスで疲れてしまった心を癒すのにもピッタリです。

 

ストレスがたまりすぎると気分もふさぎ込みがちになりますよね。そんな時にタラゴンの香りで元気を取り戻しましょう。

 

その点ではバジル精油と働きが似ていますが、甘めの香りがお好きな人にはタラゴンがおすすめです。

 

●タラゴンにおすすめのブレンド

タラゴンはハーブ調の香りなので、ハーブ系の香りならたいていあいますし、甘さもあるのでフローラル系もいいでしょう。

などがおすすめです。

 


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