Lavender Angustifolia | ||||||||
学名 Lavandula angustifolia Lavandula officinalis 科名 シソ科 抽出法 水蒸気蒸留法 抽出部位 花と葉(花穂) 産地 フランス、イギリス、イタリア、ブルガリア、ユーゴスラビア 主成分 酢酸リナリル、リナロール、ラバンジュロール
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ノート/ブレンドファクター/色
ミドル / 7 / 浅黄色〜無色
香りの特徴
フローラル系の軽く甘い香り
主な特性
鎮痙攣作用、鎮痛作用
鎮静作用
(中枢神経のバランスを取り、怒りを和らげる
疲労を回復させる)
誘眠作用、抗鬱作用、筋肉弛緩作用
血圧降下作用、不眠症の改善、呼吸器系の障害
消毒作用、抗ウィルス作用
やけど、皮膚の修復、皮脂のバランスをとる
筋肉痛、各種感染症、傷
禁忌
妊娠中は使用を避ける
ラベンダー自体、とても品種の多い植物ですが、やはり一番効果・効能が重要なのは真正ラベンダーでしょう。
購入するときには、きちんと学名を確認することが大切です。
以前、インターネットで「ラベンダー」とだけ記された精油を購入しました。てっきり真性ラベンダーだと思って。
届いたものは、自分が思っていたラベンダーの香りとは似ても似つかないものでした。
よく見たら学名が違っていたんですね。
ちなみに”ラベンダー”と表記されているものの中には、
がありますので、ご注意を。
ラベンダーの原産地は地中海沿岸のヨーロッパ山岳地帯ですが、現在は世界中で栽培されています。
水はけのよい、やせた土地を好み、主な産地はブルガリア、フランス、クロアチア、ロシアなど。
ラベンダーは、ほんとに産地によって香りが違います。
フランス産とブルガリア産など、同じメーカーの精油でも産地が違うと香りが違うんです。
また、ロットが違えば香りも違います。つまり、採れた時期によっても香りが変化するということですね。
ワインみたいなものだと考えるといいでしょう。
同じ畑で採れても、その年の気候によって出来が変化するということです。
天然100%だからこそ、そのような違いが出てきます。
ちなみに、1月9日の誕生花だそうです。
花言葉は「貞節」。古代の花言葉は「沈黙」。
イライラを鎮め、スキンケアにも使え、痛みも和らげる、万能選手のラベンダー。
まず最初にお手元において欲しい1本です。
リラックス効果が高いので、神経の緊張を和らげ、パニックやヒステリーを落ち着かせます。
枕元におくと深い眠りにつけるでしょう。
また、細胞の成長を促すとともに、皮脂のバランスをとります。
やけど、日焼け、にきび、湿疹などに有効。
特にやけどですが、私は料理をしていて油がはねて手を火傷したときなど、よく使っています。
綿棒に取り、肌に直接塗布します。痛みもすぐにひき、あともほとんど残りません。
やけどに効くということは、日焼け後のスキンケアなどにも有効です。日焼けもやけどですからね。
※あくまでも私の体験です。
お試しになる際は、自己責任でお願いします。
洗うという意味のラテン語『Lavare』(ラワーレ)が語源。こころの澱を洗い流し、気を流れをなめらかにしてくれます。こころが刺々しくなっていると感じたら、ラベンダーを。神経を鎮め、リラックスさせてくれます。精神を浄化し、情緒のバランスをとってくれる香りです。