*その他*

**キーワード**

 

 S字結腸、括約筋、便秘、過敏性腸症候群、頻尿、乏尿、排泄、排便、高血圧、糖尿病、1型、2型、血糖値、尿酸、生活習慣病、不定愁訴、LDL、HDL


1 排泄

 排泄とは、生物体内に生じた不要物や有害な物質を体外に出すことである。

【排便の仕組み】

  1.  大腸で腸内細菌が不要物を腐敗、発酵させ、便を形成する。
  2.  下行結腸からS字結腸、直腸へとすすむ。
  3.  直腸の内圧の変化などが排便中枢や延髄、大脳皮質に伝達され、便意が起こる。
  4.  副交感神経が直腸を収縮させ、内肛門括約筋が弛緩する。
  5.  外肛門括約筋の弛緩と腹圧の上昇により排便が起こる。

○内肛門括約筋=自律神経支配の平滑筋

○外肛門括約筋=体制神経支配の骨格筋

 

【便秘】

 便秘とは、便の量や回数が少なかったり、便が硬くて排泄が困難な状態であること。

★器質性便秘

 超に炎症などの障害があるために起こる便秘

★機能性便秘

 腸の働きに問題があるために起こる便秘。4種類ある。

○習慣性便秘

  便意を我慢しすぎたり、下剤の誤用・乱用によって起こる便秘。

  直腸の感受性が低下しているために起こる。

○食事性便秘

  少食や偏食によって起こる便秘。繊維質が少ない食事など。

○弛緩性便秘

  腹筋が弱かったり、大腸内の水分の過吸収などにより起こる便秘。

  運動不足や内臓下垂、または高齢者や妊娠経験者など。

○痙攣性便秘

  ストレスや自律神経の乱れなどにより起こる便秘。このタイプは下痢と向後に起こることもある。

 

★過敏性腸症候群

 自律神経の乱れやストレスによって起こることが多く、特に炎症などの異常がないのに腹痛や下痢、便秘などの症状が起こる疾病の総称。大腸だけでなく小腸にも関与している。

【下痢】

 原因としては、食べ過ぎやウィルス、細菌への感染などがある。腸の水分吸収力低下や腸粘膜からの水分吸収過多により、腸管の運動が異常に高まり水分量の多い液状や泥状の便が排泄される。過敏性腸症候群も慢性の下痢の原因となる。

【排尿】

 1日10回以上の排尿を頻尿という。乏尿は1日500ml以下、多尿は1日3リットル以上。

 

2 生活習慣病

○肥満

 ・内臓脂肪型肥満(上半身肥満、リンゴ型肥満)

 主に中年男性や閉経後の女性に多く、内臓の周りに脂肪がつく。

 ⇒生活習慣病になりやすいのは内臓脂肪!健康上深刻。

 ・皮下脂肪型肥満(下半身肥満、洋ナシ型肥満)

 主に女性に多く、皮膚の下の脂肪が多いタイプ。

・単純性肥満

 摂取エネルギーの余剰が脂肪となって蓄積されるもの。

・症候性肥満

 原因となる疾患があるもの。

 

【BMI(Body Mass Index:体格指数)】

 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI

 ⇒25以上は肥満

 標準体重=身長(m)×身長(m)×22

 

【メタボリックシンドローム】

 高血圧、脂質異常、高血糖のうち、2つ以上を併せ持った状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)という。放置すると生活習慣病に移行する可能性が高くなるので、適切な生活習慣を身につけることが必要。

 

○動脈硬化

 血管壁が堅くなるとともに厚くなり、血管壁にコレステロールなどの脂質が付着し石灰化した結果、血管の内腔が狭くなった状態。

 血管が狭くなると血流が悪くなり、血栓(血の固まり)が出来やすくなる。その結果、血栓が出来たところから先に酸素や栄養分を運搬できなくなるため細胞が死んでしまう。それが心筋梗塞や脳梗塞の原因となる。

 

○高血圧症

 血圧は日中が高め、夜には低くなるものであり、1日中一定ではない。血圧が高いと常時血管への負担が大きくなり、傷つきやすくなる。そのため血管壁が厚くなり、動脈硬化が進行する。高血圧症は自覚症状がないまま動脈硬化が進行するので「サイレントキラー」と呼ばれている。高血圧の90%は原因が特定できない本態性高血圧。 

 

【高血圧とは】

◎収縮期血圧(最高血圧):心臓が収縮して全身に血液を送り出す時の血圧

             140mmHg以上

◎拡張期血圧(最低血圧):全身から血液が戻ってきて心臓が拡張する時の血圧

             90mmHg以上

 

○脂質異常症

 血液中の脂肪の量が異常な状態を脂質異常症という。


★LDLとHDL★

 ・LDL=低比重リポタンパク(いわゆる悪玉コレステロール)

・HDL=高比重リポタンパク(いわゆる善玉コレステロール)

 

【善玉・悪玉】とは・・・

 脂質は血液中では単独で動くのではなく、タンパク質と結びついた形で運搬されている。そして、肝臓からコレステロールを全身に運ぶのがHDL。逆に、全身からコレステロールを運んできて肝臓に戻すのがLDL。どちらも本来は身体に必要なもので、バランスが取れていれば善も悪もないが、LDLが増えると身体の隅々にコレステロールが運ばれ、結果として動脈硬化を促進させる原因となる。

 

○糖尿病

 食事で糖分を取ると、血液中の血糖値が上がる。血糖値を上げる働きをするのはグルカゴンなどのホルモン、下げる働きをするのはインスリンであるが、これらのホルモンによって血液中の血糖値は一定に保たれている。このバランスが崩れ、血糖値が高くなる病気が糖尿病。

◎1型糖尿病

 インスリンを作る細胞が壊れてインスリンが全く分泌されなくなる。生活習慣とは無関係の自己免疫疾患

◎2型糖尿病

 食べ過ぎや運動不足などで血糖値が高くなり、インスリンが分泌されなくなってしまったりする。生活習慣が主な原因で、日本人の90~95%はこの2型糖尿病。インスリン非依存性糖尿病ともいう。

 糖尿病を放置すると、網膜症、腎症、神経障害を引き起こすこともあり、これらを三大合併症という。


○痛風

 偏った食生活などにより血液中の尿酸値が上昇し、飽和濃度を超えると身体の中に蓄積される。溶けなくなった尿酸は、塩(えん)とナトリウムを作り結晶化する。尿酸の濃度が高い状態が続くと、この尿酸塩の結晶が関節の内面に沈着し、関節炎を発症する。患者の大半は中高年以降の男性で、プリン体の過剰摂取や腎機能の低下が原因といわれている。


 

3 女性の健康

 女性は第二次性徴がおこり生殖能力が備わると月経が始まる。月経とは、子宮内膜が一定の周期で繰り返しはがれ、血液とともに排出される現象のこと。個人差はあるが、約4週間に1回起こる。

 

【女性ホルモンの種類】

①エストロゲン(卵胞ホルモン)

 卵巣から放出される。第2次性徴や子宮内膜の増殖を担う。排卵前がピークとなる。

②プロゲステロン(黄体ホルモン)

 卵巣から放出される。妊娠の維持、成立に関わる。排卵後がピークとなる。

 子宮内膜を肥厚させる働きがある。

③卵胞刺激ホルモン(FSH)

 下垂体前葉から放出される。エストロゲンの分泌を増加させる。排卵前がピーク。

④黄体形成ホルモン(LH)

 プロゲステロンの分泌を増加させる。排卵前がピーク。

⑤性腺刺激ホルモン放出ホルモン

 視床下部から放出される。

 

◎卵子が出来てから排出されるまで

 卵胞刺激ホルモン(FSH)により原子卵胞の発育を促し、卵胞ホルモン(エストロゲン)を放出させる。エストロゲンの働きにより、子宮内膜が増殖する。

 黄体形成ホルモン(LH)により卵胞が刺激され、成熟した卵胞から卵子が放出される。これが「排卵」である。

 排卵後、卵胞は黄体となり黄体ホルモン(プロゲステロン)を放出する。その後受精しなかった場合、黄体は退化して白体となって体外に排出される(月経)。

 

【からだの周期】

・卵巣周期

 卵胞期→排卵期→黄体期

 ※PMS(月経前症候群)はこの黄体期(月経の1週間~10日前)に起こる。

・月経周期(子宮内膜周期)

 月経期→増殖期→分泌期

・卵胞期は増殖期に当たり、黄体期は分泌期に当たる。

 

【妊娠】

 ①卵胞から排出された卵子は卵管に取り込まれ子宮に移動していく。

 ②その途中、卵管膨大部で精子と出会い結合することを受精という。

 ③受精卵は細胞分裂を繰り返しながら卵管を移動していき、子宮内に到達、子宮内膜に定着する。これを着床という。

 ④着床した受精卵は母体内で発育を続け、この状態を妊娠という。医学的には着床を持って正常妊娠という。

 

【婦人科の病気】

★三大婦人病

・子宮筋腫

 子宮の筋肉層にできる良性の腫瘍。エストロゲンの影響で肥大する。婦人科の主要の中では最も多い病気。

・子宮内膜症

 子宮内膜あるいはそれと似た組織が子宮内腔以外の部位に発生し、女性ホルモン(エストロゲン)の刺激を受けて増殖する疾患。子宮内膜周期にあわせて増殖と剥離を繰り返し、強い腹痛を引き起こすことがある。周辺との癒着が起こることもあり、不妊の一因にもなりやすい。

・卵巣腫瘍

 卵巣に腫れが生じた状態のこと。片方のみが多いが、両方の卵巣に生じることもある。卵巣の中に液体成分がたまってはれている状態を卵巣膿腫という。


 

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 2017/9/25

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