Patchouli | ||||||||
学名 Pogostemon cablin Pogostemonn patchouli 科名 シソ科 抽出法 水蒸気蒸留法 抽出部位 葉 産地 インド、マレーシア、インドネシア、スマトラ、ビルマ、パラグアイ アメリカ、ブラジル 主成分 パチュリアルコール、パチュレン、ブルネセン
|
ノート/ブレンドファクター/
ベース / 1
香りの特徴
土臭いスモーキーな落ち着いた香り
主な特性
鎮静作用
(感情のバランスを取り、イライラによる過食を抑制する)
抗ウィルス作用)
収れん作用
皮膚の細胞成長促進作用
(創傷や手足のひび割れ、傷を治す)
<スポンサードリンク>
あまりメジャーな精油ではないかもしれませんが、その効能は多岐に渡り、また、深く落ち着きのある香りは一度好きになると病みつきになるかもしれません。
パチョリと呼ばれることもあります。メディカルアロマの中でもとても役に立つ精油の一つです。
天然の香りの保留材として最適で、香水の大切な成分となります。
香水は、トップやミドルノートだけで作ると華々しい香りになりますが、パチュリのような、一見地味な香りを加えることにより、奥深さを増すのです。
普通精油は使用期限がありますよね。開封後はなるべく早く使わないと香りが劣化してしまうのですが、この精油は年月とともに香りがより芳しくなる数少ない精油の一つです。
その葉からは想像もつかない(シソっぽい葉っぱです)、「土」を連想させる深く温かみのある香りです。
地に足をつかせ、こころのバランスをとってくれます。考え過ぎなどで神経性のストレスを抱えた人のこころを「グラウディング」させ、安定させます。
リラックスというよりは、色々と気が焦ってしまい、心を落ち着けたい時に向いています。
リンパや静脈の流れを良くする作用があるので、足がむくみやすい方におすすめの精油です。メディカルアロマの中にはむくみに良いものが色々ありますが、パチュリもその一つですね。
歩きすぎて疲れた、足がだるい!なんていう時にもおすすめの精油です。
今日はたくさん歩いて足が疲れた、などという時に使って欲しいジェルです。
<材料>
血管拡張作用のあるレモングラスと組み合わせてみました。
材料を混ぜて、ふくらはぎや足首周りなど、むくみが気になるところに塗ってみてください。
この殺菌作用とあわせて、エモリエント作用により、皮膚疾患に幅広く用いることが出来ます。皮膚組織を再生させ、ひび割れて腫れた皮膚をよみがえらせます。湿疹、ニキビにも効果的です。
循環を良くする作用はお肌にも良くて、私は化粧水を作る時に必ずといっていいほどパチュリを入れています。40代のくすみがちな肌には、循環を良くする作用ってすごく大事なんですよ。
循環が悪くてくすみがちなお肌に。
<材料>
<作り方>
パチュリは入れすぎると香りが強くなってしまうので、ほんの少しで大丈夫。循環を良くして、肌のハリを取り戻すブレンドです。
乾燥小じわなど、年齢肌のお悩みがある方にもおすすめですよ。
アジアでは、解毒剤や防虫剤として使われてきました。蛇の噛み傷や虫さされには今でも効果的な治療薬として使用されています。
マレーシア、中国、日本では、何世紀にも渡って伝統医療に用いられてきました。え、日本に昔からあったの?と驚きましたが、「かっ香」という和名もきちんとあるんですね。
殺菌作用があるので、薫香として焚かれたり、軟膏に加えられて熱病と伝染病の蔓延予防に用いられました。感染症にかかりやすい、免疫力の低下が見られる人にもよいでしょう。
<スポンサードリンク>