ホホバオイルは、正確にいうと「油脂」ではありません。
脂肪酸ではなくてワックスエステルが主成分なので食べることができません。
冷蔵庫に入れる(10度以下にする)と固まりますが、室温に置いておけば元に戻ります。
半永久的に腐らないといわれるほど酸化に強いので、普通に使っている分には油臭くなってくるなどの心配がないのがいいところです。
この「酸化しにくさ」。
オイルの中では群を抜いています。
ホホバの木は年間降水量が20ml以下でも枯れることがない、非常に生命力の強い植物です。
ホホバオイルは非常に浸透がよく、乾燥肌にはとくにおすすめですが、肌質を選ばずに使えるのがいいところ。
とくにアロマのマッサージにはおすすめです。
ワックスエステルという成分は聞き慣れない名前だと思いますが、私たちの皮脂にも含まれている成分です。
ワックスエステルが足りなくなると肌が乾燥しますから、ホホバオイルで補充してあげると保湿になるわけですね。
ホホバオイルはそれ1つで十分保湿力があり、さらっとした素晴らしいオイルですが、使いにくいオイルとブレンドして使う、という方法もあります。
例えばアボカドオイル。
これも栄養たっぷりの素晴らしいオイルなのですが、ちょっと粘度が高くて使いづらい。
そこで、ホホバオイルに10〜20%くらい混ぜることで使いやすくします。
また、ローズヒップオイルのように、肌にはいいのだけれど酸化しやすいというオイルと混ぜると、酸化しにくくなります。
お手持ちのオイルと是非ブレンドしてみてください。
髪のキューティクルを保護するのにもいいですね。
私もドライヤーをかける前に使いますが、髪がしっとりまとまりやすくなります。
髪の水分をしっかりとキープしてくれるので、髪がパサつきにくい!
椿油もいいのですが、さらっとした感触はホホバオイルの方が好きです。
ホホバオイルは、美容(スキンケア)用として売っているものと、アロマショップなどでキャリアオイルとして売っているものがあります。
トリートメントオイルとして使うには、どちらでもいいと思います。
美容液、乳液代わりに顔に使いたい!という時には、
- 低温圧搾法でとられた質の良いホホバオイルを選ぶこと
- 信頼できるメーカーのものを選ぶこと
この2点を注意してください。
私が使っているのは、こちらのホホバオイルです。
こちらは全身のトリートメントに使うにはちょっともったいない、フェイスオイル、ヘアオイルとして使って欲しいホホバオイルです。
本当にさらっとしていて、スーッと馴染むんです。
もったいなくて、ちびちび使ってしまう・・・
瓶のサイズが色々あるのですが、最初は小さいもので十分です。
顔に使う分には数滴でいいから、朝晩使ってもかなり持ちますよ。
マンデイムーンは企業努力が素晴らしいと思います。
高品質なオイルが本当にお買い得価格になっていて、日常使いにはピッタリ。
安いからって質には妥協していないですよ。
トリートメントオイルとしてはもちろんのこと、スキンケアオイル、ボディオイルとしても使えるし、手作りコスメの基剤としても使えます。
手作り石けんの最後にスーパーファットとして加えると、保湿力の高い石けんができますよ。