2021.7.15 更新
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アトラスシダーは非常に背の高い、40mほどまで育つ針葉樹です。
針葉樹特有のスッキリした香りで、心のもやを晴らしてくれるような精油です。
セルフマッサージにもぜひ使って欲しい精油なので、効能や使い方について、詳しくご紹介します。
Cedarwood | ||||||||
学名:Cedrus atlantica(セドゥラス アトランティカ) 科名:マツ科 抽出法:水蒸気蒸留法 抽出部位:木部 産地:モロッコ、北アフリカ 主成分:β-ヒマカレン、α-ヒマカレン、α-セドレン、セドロール、アトラントンなど
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ノート/ブレンドファクター/色
ミドル/ /無色透明
香りの特徴
すっきりしたウッディ調の香り
主な特性
禁忌
とくになし
シダーにはいくつか種類があるため、間違えやすいので注意です。
特に間違いやすのはシダーウッド・ヴァージニアでしょう。
ヴァージニアはヒノキ科です。
まさにヒノキのような香りがします。
アトラスシダーはマツ科。
科名が違いますので、違う植物です。
香りは、パイン・スコッチに近いです。
などと呼ばれることもあります。
アトラスシダーは古代エジプトの時代から使われていた木です。
シダーは寺院での薫香としても使われていましたが、防腐効果があることから、ミイラづくりにも使われていたのだとか。
とても高く育つ木なので、寺院などの建物だけでなく、棺や船のマストなどにも利用されたのだそうです。
嗅いでもらえばわかるのですが、スーッとクリアな香りで、心の中のモヤモヤを取り去り、意識をクリアにしてくれる香りです。
高くそびえる大きな木の精油は、意思の力を強めたい時に役に立ちます。
うまく行かないことが続くと自信を失ってしまうこともあると思います。
そんなとき、アトラスシダーは気持ちを強くして、すっきりさせてくれるのです。
あれこれと迷いが生じている時、前を向きたい時に、ぜひ使ってみてください。
去痰作用など、呼吸系への効果に優れています。
喉の風邪や痰がからむ時などに吸入法で使ってみましょう。
神経の強壮作用もあるので、風邪の引き始めやストレスで心身が弱っているときにもおすすめです。
アトラスシダーで作る化粧水は、保湿よりも収れん化粧水として役立ちます。
いつもの化粧水、乳液またはクリームで保湿した後、アトラスシダーの化粧水でパッティングすると、毛穴をスッキリ引き締めることができるでしょう。
年齢が気になり始めた肌、毛穴が気になる肌におすすめの化粧水。
<材料>
<作り方>
朝のスキンケアの最後に、コットンにアトラスシダーの化粧水をつけて、軽くパッティングをします。
それから化粧下地→ファンデーションを使うと、メイクが崩れにくくなるでしょう。
アトラスシダーは、頭皮のベタつきが気になるときにも使って欲しい精油。
頭皮をさっぱり保つヘアトニックを作ってみましょう。
<材料>
<作り方>
頭皮にスプレーして、軽くマッサージしてください。
40代以降は特に地肌の健康が大事です。
毛の量が減らないよう、毎日マッサージしてみてください。
アトラスシダーは、リンパの流れをよくしたり、脂肪を分解する作用を持っています。
ですので、ダイエットマッサージにも使える精油です。
マッサージオイルを作って、お風呂上がりにセルフマッサージをしてみましょう。
<材料>
このオイルをよく混ぜてふくらはぎに塗り、下から上に向かってさすり上げるようにマッサージします。
翌朝、むくみがすっきりすると思います。
お腹や太ももなど脂肪が気になるところは、入念にマッサージ。
脂肪を潰すようなイメージで、やや強めにマッサージすると良いでしょう。
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