2021.7.14 更新
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アルベンシスミントは、ハッカの精油です。
とてもシャープでクリアな香りは、気持ちをスッキリさせてくれます。
また、痛みを和らげる作用にも優れ、掃除にも使える、1本で何役もこなす便利なアロマです。
<目次>
Arvensis mint | ||||||||
学名:Mentha arvensis(メンタ アルウェンシス) 科名:シソ科 抽出法:水蒸気蒸留法 抽出部位:全草 産地:フランス、インド、中国 主成分:l-メントール、l-メントン、イソメントン
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ノート/ブレンドファクター/色
トップ/ /無色透明
香りの特徴
澄み切ったミントの香り。
ペパーミントよりもクリアな香り。
主な特性
禁忌
敏感肌の人や、妊娠初期は使用を避けること。
ケトン類を含んでいるので神経毒性があります。
妊産婦、乳幼児、てんかん患者は使用に注意が必要です。
香りを嗅ぐくらいなら大丈夫ですが、大量にトリートメントに使うのは避けてください。
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ペパーミントと比べると、よりシャープなミントの香り。
メディカルアロマの中でも、身体への作用に優れた精油です。
メントフランという成分を含んでいないので、甘味の少ないミントの香りです。
和名は「ハッカ」。
L-メントールはペパーミントと比べるとかなり多いです。(ペパーミントは30〜50%程度ですが、アルベンシスミントは75%くらいです)
L-メントールが多いということは冷却作用が強いので、トリートメントであまり広範囲に大量に使うと身体が冷えてしまいます。
ちなみに、アルベンシスミントを冷却し、薄荷脳(ハッカの結晶)を取り出して再度水蒸気蒸留をするとハッカ油が出来ます。
鎮痛作用・麻酔作用に優れたアルベンシスミントは、体のあらゆる痛みに有効です。
など、筋肉の痛みや内臓の痛みなどを鎮めてくれます。
ミントジェルを作って痛いところに塗るといいですよ。
私は肩こりによく使います。
私はよく肩こりブレンドに使います。
ペパーミントよりもやや低価格なので、同じ効果なら安いものの方がいいかなと、アルベンシスミントを使うことも多いです。
ブレンド例としては、
この割合で水溶性ジェル大さじ1と混ぜます。
まとめて作っておけば、肩こり以外にも腰痛や筋肉痛に使えます。
この香りが好きなら、吐き気止めにも有効です。
乗り物酔いや胃が不快なときなど、ティッシュにたらして香りを嗅いでみてください。
ただし、つわりのときはやめた方がいいですね。
香りを嗅いだくらいでなにかある、ということはまずありませんが、妊娠初期は体調も不安定です。
アルベンシスミントはやや刺激のある香りなので使用は避けた方がいいでしょう。
スーッとした薄荷の香りは気持ちをすっきりさせる働きがあります。
頭が疲れて、ちょっとリフレッシュしたい時にアルベンシスミントの香りを嗅ぐとピンと背筋が伸びる感じがします。
頭が疲れたなと思ったら、アルベンシスミントで芳香浴をしてみましょう。
ティッシュに1〜2滴たらしてデスクに置くだけでOKです。
もし他のアロマと合わせるなら、ユーカリ、サイプレス、ジュニパーなどスッキリ系のブレンドがおすすめです。
アルベンシスミントの冷却作用は夏の入浴剤にピッタリです。
湯上りもさっぱりでお風呂が楽しくなります。
<材料>
材料をよく混ぜて、湯船に入れてください。
ミントが多すぎると肌に刺激を与える場合もあるので、まずは2滴くらいから様子を見てください。
大丈夫だったら3滴にしてみてもいいと思います。
この入浴剤ですが、夏限定。
冬は本当に寒くなってしまうので、あまりおすすめできません。
シャンプーに混ぜるとL-メントールの冷却作用で、これもさっぱりした洗い上がりになるので、夏のヘアケアにおすすめです。
シャンプー大さじ1当たり、アルベンシスミント1滴を混ぜてみて下さい。
抗菌作用があるので、キッチンスプレーにもおすすめです。
シンクやガス台の掃除の仕上げに使うと香りも良くなるし、抗菌作用で雑菌が繁殖するのを防ぎます。
<スプレーの作り方>
普段アロマスプレーを作るときは精製水を使いますが、キッチン用のスプレーなので水道水で十分です。
生ゴミの匂いが気になるときは、三角コーナーやゴミ箱にそのままアルベンシスミントを数滴たらしてみてください。
たぶん、よほどの香りマニアでない限り、アルベンシスミントを嗅いで、「ペパーミントじゃない!」と気づく人はあまりいないと思います。
比べれば確かに微妙な香りの違いがありますが、どちらもL-メントールが主成分ですから、ミント独特のクリアな香り。
であるならば!私は、お手頃価格のアルベンシスミントをおすすめしているんです。
アルベンシスミントを扱っているブラドはあまりありません。
プラナロム(健草医学舎)がよく知られていますが、アルベンシスミントの方が安い!
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