アロマテラピー検定には、香りの嗅ぎ分けテストがあります。2011年現在、対象となる精油は以下の通りとなっています。
【2級】
イランイラン、オレンジ・スイート、ジュニパーベリー、ゼラニウム
ティートゥリー、ペパーミント、ユーカリ、ラベンダー
レモン、ローズマリー
【1級】
(2級の精油に加えて)
カモミール・ローマン、クラリセージ、グレープフルーツ
フランキンセンス、ベルガモット、スイートマジョラム、レモングラス
2級で間違いやすいのはティートゥリーとユーカリ、それにローズマリーかと思います。あとはかなり特徴的な香りなので、判別しやすいのではないでしょうか。
1級の方がわかりやすいかもしれません。しいていうならスイートマジョラムとクラリセージが若干混同しやすいでしょうか。クラリセージの方が少し甘め、スイートマジョラムはややスパイシーな香りがしますので、慣れれば判別は簡単でしょう。
嗅覚はとても順応しやすい感覚です。一度にたくさん嗅いで試そうとすると、何が何だかわからなくなってしまうと思いますので、少しずつ違いがわかるように試していきましょう。
私は1日2種類ずつ嗅ぎ分けの練習をしました。ムイエットにつけて交互に嗅いでみたり、芳香浴を楽しむ時に午前と午後で香りを変えてみたり(その際には1度換気をして香りが残らないようにしました)。
家族や友人に、テスト形式にして何でもいいからムイエットにたらしてもらい当ててみる、というのもいいかもしれません。自分で精油のビンを見ながら嗅いでいるのと(目も頼りにしてますからね)、鼻だけをたよりに香りと対峙するのでは、訓練の度合いが違ってくるはずです。