こんばんは。
アロマコンシェルジュ*奈南有花です。
仕事は精一杯がんばっているのに、
正当な評価をされていない、と
感じることはありますか。
あの人より、私の方がずっとがんばってる、
私の方がずっと結果を出している、
なのに、私の方が評価が低いのは納得がいかない!
そんな風に感じたことがあるでしょうか。
評価とは、一体なに?
それでは、そもそも「評価」とは何でしょう。
あなたにとって、どう「評価」されれば、納得がいくでしょうか。
褒め言葉?
お給料に反映すること?
まずは自分が求めていることは何なのか
しっかりと考えてみましょう。
意外と漠然としていることがありますよ。
そして、忘れてはいけないこと
(大半の人が気づいていないこと)
それは、自分を「評価」するのは他人だということです。
つまり、他人の尺度に合わなければ
自分の求めている評価はされないということ、
言い換えると、他人と自分の尺度は違うので
必ずしもがんばった=評価とはならないということです。
あなたの自己評価は正しいのか
そこで考えなくてはいけないのが、自己評価です。
あなたの自己評価は正しいのか。
私はちゃんとがんばってるわよ!という声が聞こえてきそうですが、
がんばるという言葉ほど、主観的なものはありません。
相手が求めているものを提供できなければ、
どれだけ自分流に「がんばって」も、
それは評価にはつながらないのです。
それではどうすればよいのでしょうか。
相手のニーズをしっかりととらえること
それは、相手が求めているものは何かを
しっかりと把握することです。
ただし、勘違いしないで下さい。
相手の顔色うかがって、
常に相手にあわせる、というのとは少し違います。
しっかりと相手の話を聴き、
ニーズを的確に捉える、ということです。
たとえば・・・
上司が、あなたに与えた仕事にスピードを求めていたとしましょう。
とりあえず、与えた大量の仕事を期限までに仕上げること、
これを求めていた場合、(当然ですが)期限を守る、ということが
第一に大切なことになります。
それに対し、ひとつひとつを丁寧にやりました、
その結果、期限までに終わらないものもありました、という結果だったら
あなたの評価はどうなるか、ということです。
もちろん、間違いがない、もしくは少ない方がいいに決まっています。
しかしそれよりも期限までになんとかこなすことが優先されることもあるわけです。
つまり、多少のミスはあっても期限までに”片付けること”が大事な場合です。
そんなとき、期限までには終わらなかったけど
他の人よりもずっと丁寧にやったんです、
一生懸命やりました、だから評価して下さい、といっても
それは上司の求めていたことにはならないわけですね。
これは、組織の中でも起こるし、
フリーランスで働いていても同じことです。
上司がクライアントに変わるだけです。
「今」、あなたがそこで何をしなければならないのか。
それを的確に把握することが必要なのです。
「正当な評価」はその時々、相手によっても変わる
ひとつ忘れないでほしいこと、それは
「評価」とあなたの価値は一致しない、ということです。
どんなに相手のニーズを的確に捉え
その通りに仕事をしたとしても、
あなたを評価しない人は出てきます。
それは、価値観が人それぞれだからです。
だから、人の評価に一喜一憂して落ち込んだりしないこと。
徹底的な問題解決思考でいきましょう。
評価が思ったよりも低かった場合には、
どの点が低かったのか冷静に分析し
対策を立てることです。
同じ仕事の内容に対し、同じように動いたとしても
相手によって評価は変わって来るのです。
それを頭に入れた上で、自分自身を冷静に”評価”し、
どう行動すべきなのか、考えていきましょう。
『自己評価の心理学』
自己評価は、実は高ければいいというものでもありません。何事もバランスが大事。見方を変えれば、あなたが短所だと思っているところも長所に変えていけるのです。
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