レモンと名のつくハーブたち

レモンバーム、メリッサ
レモンバーム

 ハーブティーはちょっと苦手、と思ってらっしゃる方も多いのでは。

 私も初めて飲んだ喫茶店のハーブティーが恐ろしくまずかったせいで、

しばらく”ハーブティーブランクがありました。


 そこで、初めての方にもお勧めなのが、レモンフレーバーのハーブティーです。

 単品でもいいけれど、紅茶とブレンドすると、レモンの酸味はないけれど

香りはしっかりするレモンティーになります。

 ドライもいいけど、鉢やプランターでも簡単に栽培できるので、

ぜひフレッシュハーブティーで試してみてほしいです。


 以下に、初めてでも飲みやすいハーブティーを集めてみました。


◆レモングラス◆

 私は、レモングラスといってまっ先にトムヤンクンを思い出しました。

 あんな臭いもの、飲めるわけがない。。。と思っていましたが、

 お茶として飲むとまた違った味わいです。とても飲みやすいです。

 これは自分で大量生産しよう!と思い、プランターに植えたものの、

 なぜかかれてしまいました。

 東京の気候では無理でしたかね〜。

 

 ☆気分のリフレッシュに

 ☆食後に(消化を促進します。)

 ☆貧血の予防

 ☆おなかのガスの排出

 ☆自律神経失調症に

 ☆発汗過多の改善

 

 スペアミントやペパーミントとのブレンドもおいしいです。

 私は紅茶にブレンドしたりしています。

 暑い季節にはおすすめのハーブティーです。


◆レモンバーム◆

 別名メリッサとよばれるレモンバームは、とってもすがすがしい、

 しかもほんのりはちみつのような甘さのあるレモンの香りです。

 葉っぱをこすってその指の香りを嗅ぐともううっとりしてしまいます。

 育てるのは簡単ですが、この葉からとれる精油はとても量が少なく、ものすごく高価です。

 なので私はお茶で我慢。

 

 ☆食前・食後に(食欲・消化の促進)

 ☆風邪をひいたときに(強壮作用)

 ☆不眠症・うつ病・神経障害に

 ☆リラックス(鎮静・鎮痛作用)

 

 水にフレッシュレモンバームを入れておくと、ほんのりレモンの香りのおいしいお水の出来上がり。

 


◆レモンタイム◆

 小さな葉っぱをたくさんつけて、繁殖力旺盛なハーブです。

 たいした手間をかけなくてもよく育ちます。

 おいしいのはなんといってもフレッシュです。

 熱いお茶の香りを嗅ぐだけで幸せな気分になりますよ。

 

 ☆防腐・抗菌作用

 ☆疲労回復

 

 薬効としては、コモンタイムにはかなわないようです。

 


◆レモンバーベナ◆

 レモンほど酸味の強くない、ほんのり甘い感じのするハーブです。

 シングルでもブレンドでも飲みやすいですね。

 お茶の他にも、料理やお菓子にレモンの風味をつけるために使われるようです。

(私も今度試してみよう。)

 

 ☆リフレッシュに

 ☆食前・食後に(食欲増進・消化促進)

 ☆風邪を引いたとき、偏頭痛の改善

 ☆血行促進

 

 リフレッシュとリラックス、双方の効果を兼ね備えたお茶といえます。

 気分を落ち着かせ、リラックスしたあとは、明るく元気が出てくるでしょう。

 ただし、長期に渡り体調に摂取しないこと。

 


◆レモンピール◆

 

 レモンの果皮を乾燥させたものです。

 お茶というよりお菓子の方がなじみがあるでしょうか。

(オレンジピールなど、砂糖やチョコレートでコーティングしたお菓子。)

 レモンのほろ苦さが残るお茶です。

 単品よりは紅茶などにブレンドした方がおいしく感じます。

 酸っぱさの無い、レモンティーのような感じ。

 

 ☆利尿作用

 ☆食欲増進作用

 ☆抗炎症作用

 

 抽出時間はやや長めにしましょう。

 


いかがでしたでしょうか?

ハーブティーはまずい!と思っている方にこそ、試してみていただきたいなあと思います。


カフェインが苦手な方にもおすすめですよ。

冬はホットで、夏はアイスで。

生のハーブの葉っぱなんかを浮かべてみたら、ちょっとおしゃれな気分になるでしょう?


アロマライフコンサルタント&セルフイメージ修正カウンセラー

*奈南有花*


ハーブもアロマも元は一緒。

同じ植物です。

役立て方は色々あるので、元気になりたい時やこころを落ち着けたい時、

様々なシーンであなたを助けてくれます。


どんな使い方をすればいいの?と思ったら

ぜひご相談ください。

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