ジャスミンが出産時の痛みを和らげる、と『アロマテラピーのための84精油 』で読んでから、実践してみたくてたまらなかった。
子宮を収縮させ出産を促すとか、産後うつにもよい、母乳の出もよくする、なんて、まさに母のための精油ではないですか。
アロマテラピーと出会ったのは上の娘を産んでからだったから、もしもう一人子どもを授かることがあったなら、ぜひ試してみたいと思っていました。
そして、その日はやって来た。
2人目を授かってから、絶対に試してみよう!と思ってジャスミンを購入。
1人目の時と違い、2人目の出産の日は、妊娠がわかってからあっという間にやって来たような気がします。予定日は1月半ばだったが、12月中には産まれるかもね、などと検査のたびに言われていたので、12月中旬にはジャスミン入りオイルを準備してありました。
長女の時のお産が10時間くらいかかったので、私のシミュレーションでは、陣痛が始まってから出産までは短くても6時間はかかるだろうと思っていました。
陣痛の間隔が15分くらいになったら病院に電話をし、病院に着いて1時間くらいたって陣痛が強くなり始めるその時に助産師さんに聞いてからオイルを塗ってみる予定でした。陣痛が強くなり始めても、産まれるまではさらにそこからある程度時間がかかるはずだから、オイルの効果を認識できるかな、と少し期待していたのですが。
オイルが浸透して精油の効果が現れるまで、これもある程度時間がかかるから、痛みが本格的になってからでは間に合わない、なにより、そんなものを塗っている余裕などなくなる!と思っていた。
だって、半端ないでしょ、陣痛って。
いざ、陣痛が来ました。上の子の時は破水から始まってしまったので、陣痛ってどうやってくるのかわからなかったんですよね。でも夜中におなかの張りが強くなり、それがだんだん痛みに変わり、ああ、これが陣痛なんだな、と思いました。間隔を計りながら15分くらいになったところで病院に電話をしました。
病院は歩いて数分のところだったのですが、必ず車で来るようにと言われたので、タクシーを呼びました。
その車が来ない。夜中の3時ですよ。いくら東京でも道が混んでいる時間ではありません。車庫に帰る時間でもないし。
おかしいと思ってもう1度タクシー会社に電話をしたところ、どう聞き違えたのか、タクシーは行き先の病院で待機していたんですね。この非常時に、なんという手違い(>_<|||)
ようやくうちにタクシーが来た時点で、陣痛開始から1時間経っていました。
病院に着いてガウンに着替え、ベッドに横になりいろいろな器具をつけられて・・・。
すでに、陣痛けっこう強し。
早くオイルを塗らないと・・・と思っているうちに、
「トイレ行ける?今のうちに行っておいて!」と指示されて、戻ってきたら子宮口のチェック。
「さあ、分娩室へ行きましょう!!」
「ええっっっっ!!!!!!」
・・・・もうですか!?と思ったけれど、その頃には急激にかなり痛みが強くなっていて、もうオイルを塗っているどころではなかった・・・。
分娩室に入って、痛いよー、早く楽になりたいよー、と思っていたら
「はい、もう出るよー!」と先生が。
・・・・もうですか!?
なんと、陣痛が来てから3時間半のスピード出産でした。
残念ながら、オイルを塗っている暇もありませんでした。
では、出産後にジャスミンは活躍したのか?
1人目の時は母乳の出も悪かったし、産後1か月は精神的にほんとにつらかった。だから、こりゃー試してみねばならないと思っていたのですが・・・
出産で疲れたからだに、あの濃厚な香りはつらかったのです(涙)。
効果を試す以前に、からだがあの香りを受け付けなかった。
ジャスミン、高かったのになあ。この出産のために買ったのに(涙、涙)。
ジャスミン、出番なし。残念な結果でした。
え、アロマテラピーってそんなことにも使えるの?
そんな疑問を持ったでしょうか(*^^*)。
そうです。
アロマテラピーは香りを楽しむだけではなくて、
からだの不調を整えたり、ココロのバランスを整えたり
色々なことに使えるのです。
ママに優しいアロマもたくさんあるんですよ。
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どんな時にどんなアロマがいいの?
もっと具体的な使い方が知りたい!という方は
ぜひこちらもご覧ください。
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『アロマテラピーのための84の精油』
アロマセラピスト必携。
精油をもっと詳しく知りたい方に。
ひとつひとつの精油の作用が詳しく書いてあります。
私は辞書的な使い方をしています。
日本ではあまり見かけないアロマも載っていて
読み物としても面白いですよ。
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